さよなら絶望先生 1〜3巻/久米田康治

さよなら絶望先生(1) (講談社コミックス)

さよなら絶望先生(1) (講談社コミックス)

最近やっと1巻を読んで、そしたらすごく面白かったので続きも購入。やっとできた。少年マガジンのコミックスで、お金を出して買ったのはヴィンランドとこれだけかもしれない…。
さよなら絶望先生(2) (講談社コミックス)さよなら絶望先生(3) (講談社コミックス)
基本的には「物事を何でもネガティブにしか考えられない」先生を中心とした学園漫画(といっていいのか)で、とにかく先生のネガディブさが事細かなところと、ポジテイブ(というかエキセントリック)少女、風浦可符香(PN)をはじめとした生徒たちとのやりとりが楽しいです。毎回、お決まりのように先生のネガティブトークがあって、そのネタが微妙に共感できたりするからまた面白いんだけど(財布をかざして改札通過はわたしもかなり不安に思ったことがある…)、でも、そういう小ネタがなかったとしても、お話として十分楽しめそうだ。でもこれでもかというほどにこってりした作りになっていて、巻末についてる作者のネガティブあとがきとかあらすじとか絶望文学集とかいろいろ面白い。
かってに改蔵」は読んだことないので(でももう読むよ)これが初めて読む久米田康治さんの漫画なのだけど、女の子がみんなかわいいというのが気になって仕方ない。特に足がいいです。それから毎回いくつか入るコマぶちぬきの全身絵がみんないい。特に十五話の藤吉さんの座ってる絵の足がいい(こまかい)。キャラクターは小森霧木津千里が好きです。あ、でも太朗もエド(ビバップの)みたいですき。
一巻は基本的に登場人物紹介のような導入部で、二話、七話などはちょっとないくらい笑った。2巻あたりからちょっと落ち着いてきて(まだちらほらと増えてるけど)今後はこのペースなのかなぁという感じ。いやでも面白いなぁ。