2006年本屋大賞結果発表

1位『東京タワー』リリー・フランキー/扶桑社
2位『サウスバウンド』奥田英朗/角川書店
3位『死神の精度』伊坂幸太郎/文藝春秋
4位『容疑者Xの献身東野圭吾/文藝春秋
5位『その日のまえに』重松清/文藝春秋
6位『ナラタージュ』島本理生/角川書店
7位『告白』町田康/中央公論新社
8位『ベルカ、吠えないのか?』古川日出男/文藝春秋
9位『県庁の星』桂望実/小学館
10位『さくら』西加奈子/小学館
11位『魔王』伊坂幸太郎/講談社
http://www.hontai.jp/

うわー『東京タワー』ぶっちぎりですね。ノミネート作品発表当時に書いたメモ(id:ichinics:20060131:p3)には「個人的には『魔王』にとって欲しい」なんて書いてましたが、願いは空しく、むしろ伊坂さんなら死神だったのか……という。いや、個人的には『魔王』はかなりの衝撃だったんだけどなぁ。
奥田さんは絶好調ですね。最初に読んだ『最悪』の頃に思い描いてた印象とは、ずいぶん異なる作家さんだったのだなぁという感じ。あと島本理生さんも、デビュー作がなんとなく肌に合わなかったのでそれ以降読んでなかったのですが、そろそろもう一回チャレンジしようかなと思います。
しかし『魔王』に思い残すとこがあるのでしつこく自分の感想をリンクします。→ id:ichinics:20051108:p1