お酒こわい

昨夜は友人の地元で飲みだったのですが、結局7軒もはしごして朝になっていた。
思えばその子と二人で飲みに行くのははじめてだった。終電なくなった三軒目くらいで、友人が何かと席を外して電話をかけていることに気付く。「女の子ふたりで飲んでまーす」という声。なんだそれ。含む私? と訊くと「おごってくれるから大丈夫!」というハイテンション。もしかしてもう酔ってるんだろうか。明日仕事だし、今夜は友人宅に泊まるって話で来たんだけど、人見知りだし、正直さよならして漫画喫茶でも行って寝たかったのだけど、あいにく手持ちの現金が心もとない。そして続々と増える面子。どんどんグラスを空ける友人としらふな私。見知らぬ男性(かなり年上の/いわば会社の上司みたいな/たぶんいい人たち)の仕事の話になれば「でも●さんががんばってるの知ってますよ?」「●さんが悲しいのはいや……」みたいなトークとタッチ!手をのばしてタッチ。うけとりたくないため息の花盛りです。逃げたい。逃げたい。ここは逃げていいはずだ、と思いながら、6軒めでは友人だけが出来上がってしまったので自然としらふ同士で語らっていたら、寝てるのかと思ってた子が「●さん、■(私)とはなすときだけなんか優しいーずるーい」とか言い出す始末。こわ! タッチ継続中。そして唐突な「えーじゃあわたしと結婚して?(上目遣い)」
――私には酒の場の「ノリ」みたいなものがよくわからないのですけど(というか苦手/わかんなくていいもの!)、あーこういうのかぁ(何が)とか思った。キャッチしといたほうがいいのかリリースしてやった方がいいのか、私には判断できない。でもまあ苦笑して流すしかない。で、6軒め出た後には唐突な「おうどんたべたい」。あり得ない。吐くよ?君が。で、案の定。まじで勘弁して下さい、と思う。銀行さえ開いてたら帰ったのに!!
そして明け方、友人をタクシーに送り込んでから帰宅。会社いきたくないとか思いつつ今日ははずせない日だったので出社。そして昼頃きたメールが「昨晩の記憶が全くないんだけど」で、まあ、笑います。飲むと別人てのはほんとにあるんだなぁ。
まあ、良かった点といえば、お酒がおいしかったことくらいか。