「男女間の友情」で盛り上がるはてな界隈
http://d.hatena.ne.jp/./michiaki/20060831#1156951471
たぶん、友情が「ある」か「ない」かでは結論はでないと思うけど、その定義っていうのが人によってすごく違うってのがおもしろいです。
まずは対象がいなきゃ友情も愛情もないわけですが、それが変化したらないことになるか「あった」という過去形になるかも微妙だし、とか言いはじめると、それこそ中学生みたいな話になってしまう。
私にとって、この好意が友情なのか恋愛感情なのかの境目っていうのは、性欲っていうよりも、相手に及ぼしたい、及ぼされたい影響の度合いな気がします。ただ、その度合いも多いとか少ないとかでははかれない感じでややこしい。ひとりひとりの相手に対して感じてることってずいぶん違う。
それから同じ相手に対しても、ある時期密接に関わっていた存在が、いったん離れてしまえば、すっかり他人みたいに、つまりこの先、何の影響も及ぼすことがない(だろう)存在にかわってしまったりもするし。思わず「こころーとこーころがーいまは、もう、かよわーなーい」なんて歌を思い出すけど、そういうことは、友情にも愛情にもありうるだろう。
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ただ、相手に関わりたいという気持ちが少なからずあるときに、それを「抑えること」と「解放すること」のどちらにストレスを感じるかっていうところに、その人の傾向はあるように思う。
性差というものも、相手を知り、相手に対して何らかの感情を抱いた後では、数ある属性のひとつに近いんじゃないか。ただ、その関係性を維持できないことの理由として、性別が問題になることは実際多くて、だからこそ「男女間の友情は成立するか」なんて話が繰り返し考えられるんだろうな。