- 作者: 小田ひで次
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2007/08/16
- メディア: コミック
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ミヨリに森の精霊たちが見える、ということはもうすっかりあたりまえの風景としてあって、ミヨリの誠実さが印象にのこる巻だった。とくに華枝とのやりとりのなかで、簡単に言葉を選ぼうとしないミヨリの態度は、小田さんならではのバランスで、とても力強い、この目がまたいいよね、と思う。
しかし最近は、TVで「ミヨリの森」の番宣が流れるたびに、ちょっとびっくりする。私は「ミヨリの森」という作品がとても好きだし、小田ひで次さんの漫画も好きだけど、アニメ化っていう発想はなかった。それはあの線の多い、独特の絵柄のせいもあるのだけど、原作の雰囲気を生かしたアニメになればいいな、と楽しみにしています。
それにしても、なんでこの新しい巻は紙かわったのかな? 判と紙はできればそろえてほしい。