GW日記(5/3〜5/6)

5月3日

午前中に家事を片付け、開場の16時に間に合うよう東京ドームを目指す。
この日は「長嶋茂雄DAY」と銘打ったイベント日。
自分は本当に野球(をはじめとしたスポーツ)に縁のない人生を送ってきたので、長嶋さんが巨人にいたということすらいまいちわかっていなかったのだけど、ビジョン越しにでもご本人の姿を見ることができたのは、何というか、野球の歴史を感じた瞬間だった。

阪神側の先発は、今年初先発の門別投手。
残念ながら勝つことはできなかったのだけど、とても見応えのある試合で、周囲のファンも満足そうな顔をしていた。

ナイターの帰り道、ユニを着ているファンが1人また1人と電車を降りていく感じが好きだ。どこかで試合の余韻を共有しながら日常に散らばっていく。こんな世界があったなんてほんの数年前は知らなかったのに。


5月4日

職場のイベント出店の手伝いに行った日。
GW中に仕事をするなんて本来は嫌なのだけど、イベント出店に限ってはむしろ楽しい仕事の方に入る。
自分の仕事を受け取ってくれる人と会話することができるのはモチベーションに直結するし、接客をするときの、スイッチをオンにする感じもやっぱり好きで、やっぱりいつかもう一度、接客の仕事をしたいなと思う。
そのくらいの体力を幾つくらいまで保てるのだろうか。
今年の目標、いくつかは続けられているのに運動だけが全然続かない。


5月5日

4日の試合で岩崎投手の今季初失点があったため、この日は験担ぎにカツを食べよう、と思い水道橋「かつ吉」の開店時間を目掛けて家を出る。
ただ、開店時間前にすでにかなりの列ができていたため、帰りに寄ることにして開場と共に入場。

関東に住む自分が阪神の試合を見るのはほとんどビジターゲームだ。
そしてビジターゲームの場合、開場時間に入ると試合前練習を見ることができるので、それを目掛けて球場に向かうのが習慣になった。練習を見てわかることなんて限られているけど、その日の試合にどんな表情で向かっていくのかは見えてくる。

今季初失点翌日の表情を見たいなんて無粋なファンかもしれない。でもそれは乗り越えると信じているからでもあるんですよね。
試合前の入念な準備をみながら、きっと今日投げると思った。
そして2-4で迎えた9回の裏、岩崎投手は危なげのない3アウトで試合を締めくくった。

試合後は余韻を抱えたままカツ吉へ。
ヒレカツ定食、おいしかったです。


5月6日

日常への軟着陸準備にあてたGW最終日。
片付けと洗濯を終え、作り置きのための買い出しにでかけたついでに映画を見る。
この日見た映画は、登場人物の半分くらいが日本人という設定だったのだけど、ほとんどの日本語が不自然で、にもかかわらずそのままOKがでてこうして映画館でかかっているということはどういうことなんだろう、とずっと考えながら見ていた。
でもこれは自分が日本語話者だから気になることであって、自分が見逃しているそういう違和感というのはこれまでにもきっとたくさんあったはずだ。

今年の目標で英語をちょっと頑張ろうと決めたので、毎日30分ずつくらい、テキストをやったり単語帳をやったりしている。
しかし、とにかく単語が覚えられない。テキスト2周目に入ってもまったく成果が感じられず、こんなにも物覚えが悪くなっているんだなとショックを受けている。

とはいえこの数年で野球選手の名前はたくさん覚えられたのだし、どうにか覚える方法はあるはずだと信じてやっていきます。



この期間の野球観戦日記です
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