年末年始日記(2)プロ野球静岡県人会イベント

12月29日

この日は、プロ野球静岡県人会(静岡出身のプロ野球選手による野球教室とトークショー)のイベントを見るために静岡へ行った。

参加選手はこちらの8選手。

毎年12月29日に開催されるこのイベントに岩崎選手が参加しているということを昨年知り、それ以来、ずっと楽しみにしていたイベント。
私は岩崎選手をはじめ、特にリリーフ投手が好きなのだけど、リリーフ推しの場合、当たり前のことですが好きな選手の登板が確約されている試合はなく、ほぼ確実に姿を見れる場はビジター球場での練習時間くらいだ。

もちろん、大事なのはチームの結果なので、それが残念ということはないのだけど、
だからこそ、こういったイベントの場は「確実に岩崎選手が見れる」「しかも(トークショーがあるので)喋っているところも見れる」というめちゃくちゃ貴重な機会なわけです。
しかも開催は静岡なので日帰りで行けるのがありがたい。
そんなわけでこの日を指折り数えて待っていたのでした。

当日は朝9時過ぎに友人と東京駅で待ち合わせ、新幹線の自由席で静岡へ向かった。
帰省ラッシュのシーズンに新幹線に乗るなんて小学生の時ぶりとかなので、まったく勝手がわからなかったのだけど、20分前くらいに並んでちゃんと座っていくことができた。

静岡駅で腹ごしらえをした後、タクシーで草薙球場へ。
乗った途端、道の先に富士山が見え一気に旅気分になる。

運転手さんに「野球のイベントですか?」と聞かれたので、静岡出身のプロ野球選手が集まってイベントがあるんですよという話をする。
岩崎選手のことを知らなかったようなので清水東出身なんですよという話をしてみるも、運転手さんが興味のある静岡出身の選手は紅林選手(オリックス)とのことだった。
ちなみにその時、私は栗林選手(広島)と聞き間違えて相槌を打っていたのだけど、友達があとから紅林だよと教えてくれた。
(岩崎選手から鈴木選手へのリクエストもあったそうなので、来年は紅林選手も参加してくれるといいですね*1


イベントは子ども向けの野球教室+トークショー
静岡は暖かいと聞いていたので、年の瀬ながら半袖+カーディガン+ダウンという体温調節可能な服装で向かったところ、屋外のイベントながら日が陰るまでダウンを脱いだ状態でも少し暑いくらいだった。

野球選手を応援していて楽しい理由の一つは「野球が好きなんだな」と感じる瞬間が多いことにある。
今日の野球教室を見ていても、選手は子どもたちに「かつてプロの選手と触れ合ったかつての自分」を重ねているのだろうなと感じる瞬間がいくつかあって、
プロとして、そうやって連綿と続く文化の一端を担うことは、きっと自然なことなのだろうと想像する。

トークショーも子どもたちからの質問で進んでいくため、終始和やかだった。
試合の時はポーカーフェイスと評されることの多い岩崎選手も、子どもを前にすると終始にこやかで、スタンドにいるこちらも、好きな選手のそのような姿を数時間見続けられるということで嬉しい、という幸せなイベントだった。

帰りは電車を乗り継いで熱海まででた後、踊り子号にのって東京へ。
静岡県、いいところでした。来年の静岡県人会が既に楽しみです。


当日の様子