木更津キャッツアイ ワールドシリーズ

一人だったら別の映画を見るつもりだったけど、急きょ連れができたので、キャッツ見にいく。久々だ。「日本シリーズ」が個人的にいまひとつだったので、今回映画館に行くかは微妙だなーと思ってたんですけど―――行って良かったです。
かなり笑った。テレビシリーズひっくるめて同窓会みたいな雰囲気もありつつ、キャラクターがみんなブランクの時間を経て成長(?)してるのもよかった。今回はバンビの視点からはじまるのですが、今から思えばバンビの普通さっていうのは、竹本君と重なるような気もして、今さらながらどちらもはまり役だったんだなと思う。いい顔してた。生き返るって? と思ってたとこも、なんかうまい具合に無理矢理なのが「らしさ」だったり、泣かせるぞーって「ため」もあんまりなく、笑えるって方に力が注がれてるのもよかった。こういうお別れの仕方ができるっていうのは、やっぱりその間に流れた時間によるところもあるのだ、と思う。
某映画が軸ネタになってるとこは最初から笑えたのだけど、野球の場面では、ネタとしてではないけど、高橋ツトム「鉄腕ガール」を思い出したりした。
野球とかやったことないけど、やりたくなりました。ほんとに。
しかしなんといってもすばらしいのはやはり薬師丸ひろ子さんだ、と思う。あの普通じゃなさと慈愛にあふれる表情の紙一重で見ていて落ち着く感じ、あの人じゃなきゃできないよなと思う。