しゃくしゃく余裕で暮らしたい

なんかダラ書き気分なのでダラ書きする、といういいわけを掲げつつ、それにしても話すように書くってのはちょっとひとりごとみたいで照れくさかったりもするな、なんて思うのは誰に向かって思ってるんだかよくわかんない。書きたいのはきょうふと思いだした、たぶん中学生のときのこと。それまでうちではクリスマスイブには居間に皆で、きょうだい4人と母さんと寝るのが習慣で、朝起きると枕元にプレゼントがあったりなかったりした。プレゼントはまあ、明らかに父さんからだってその頃にはわかってたし、4人もいるとたいへんだろうな…って子ども心に思う感じだった(4人おそろいのスリッパ、4人それぞれに伝記本、などなど)。でもクリスマスイブがすごく楽しみだったのは、なにより中学にあがるとどうじにひとり部屋をもらった私が(それはもちろん嬉しかったんだけど)みんなと眠るなんてその日しかなかったからだと思う。眠る瞬間までなんか喋ったりとか、いったんふとん入ったのに冷蔵庫あけて牛乳のんだりとか、カーテン開いて夜がなんか明るくて、雪降りそうだったり、曇ったガラス窓に絵かいたりとかね。そういうわりと些細だけど普段はできないことがなんかすごくたのしみな行事だったんだけど、それが終わったのがたしか私が中学生の時だった。クリスマスイブの夜、いそいそと居間にふとん運ぼうとしたら母さんが片付け面倒だからもうそれやめにしようよ、みたいなこと言って、弟や妹はまだ小さいからいつも一緒に寝てるしべつになんてことない顔してて、ガーン!て思ったのはわたしだけなのかノってことにまた、ガーン!て思ったりした。その夜はけっこうめそめそ(ってへんな擬音だな)してたような気がするけど、かといって今きょうだい4人で雑魚寝したいかと言えば、べつにしたくないので、なんていうかおんなじことをおんなじように楽しみにできるしあわせっていうのはわりと得難いものなのねということを考えたりした。弟はいま、株にはまっていて、今日も株主優待についてなにか話してたけどわたしにはよくわかんなかった。でもこの弟と一緒にクリスマス楽しみにしてたときが確かにあったんだよなあ、それ覚えてるのかなとか、考えながら「マクドナルドよく食べるからってマクドナルドの株を買うのはなんか違う気がする」と言った。そしたら「じゃあ吉野家は?」みたいなことも言っていたけどわたしだって吉野屋行くよ、と言い出したら話がそれて、でもまあもうちょっとしたら、きょうだい4人で旅行とか行くのも、楽しいかもなあとか思った。