ビッグコミックスピリッツ 9/5号

20世紀少年
「白のソナタの工場で罵り合う二人の男は、どこのどなたか!?」というあおりが面白かった。どこのどなたなんだろ。気になる。
中退アフロ田中
うわー折角の大チャンスを!馬鹿正直過ぎるがそれが本能ってやつなんでしょうか。簡単に説明すると、女性から部屋に誘われた田中は「この女(ヒト)は…なにかがキケンだ!!」ということで、ぶっちゃけてしまい、いろいろ水の泡というお話でした。
美味しんぼ
マグロの美味しい部分の話。スナズリ、脳天、カマ、ヒレ下が美味いらしいですが、私には食べるチャンスなんてなさそうな感じでがっかり。
ボーイズ・オン・ザ・ラン
花沢健吾さんの描く女の子はかわいい。なんだかいきなりうまくいきそうですが。最期のコマを見て、あー、もしかして新井英樹さんとちょっと絵が似てるかもと思った。いまさらかな?
闇金ウシジマくん
ゆーじの母さんの話。泣ける。北の国から思いだした。でもラストは最悪な状況に。
我が名は海師
この人の描くテンポはテレビドラマっぽい。ページをめくったときのシーンの切りかわりとが、編集された映像みたいだ。
テレキネシス
若かりし華山のエピソードで「男の出発」という映画の話。「人生だけがすべてじゃない」って良いな。
ハクバノ王子サマ
面白い。すごい面白い。今さらながら朔ユキ蔵さんて女性なんだなということを痛感させられた。けど、とても青年誌的なお話になっていて、こういう漫画ってなかなかなかったと思います。まぁ、いってみれば「負け犬の遠吠え」のようなお話なんだろうけどあれは読んでないのでなんとも言えませんが、今回のラスト3ページの迫力といったらすごい。こわい。

ハクバノ王子サマ」と「中退アフロ田中」が双璧を成しているような感じで今回のスピリッツははとても面白かったです。来週から柏木ハルコさんの新連載。