- アーティスト: Faraquet
- 出版社/メーカー: Dischord
- 発売日: 2000/11/14
- メディア: CD
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ともかく、プログレッシヴ・ロック的な変拍子の中に、しなやかな強靭さのある音作りがやはりこのバンドの魅力です。最近特に、こういう音を求めてる自分を再確認して、聴いてるだけでなんかもう嬉しい。
3ピースバンドだけど音は3つ以上鳴ってたりもする。でも、音はわりとソリッドに統一されていて、ドラムもタイトで軽やか。(ザゼンで例えるなら松下さんじゃなくてアヒトさんタイプだ)だけど、要所要所できめてくる感じが気もちいい。#3の迫りくる感じとか、#8タイトル曲の終盤のギターの重ね方なんかは、ぞくぞくする緊迫感がある。そして#9から再び打ち寄せるノスタルジックな音の粒。
ロバート・ワイアットが好きな人なんかは、ぐっとくる音なんじゃないかとか思います。
惜しむらくはアルバムとしてはこれ一枚しかでてない(たぶん)ことかな。ドラムのDEVIN OCAMPOは現在Medicationsとして活動中らしいですが未聴。
うーん、ちょっとDISCHORDを漁ろうかな、という気分です。楽しい!