渋さ知らズオーケストラ vs ZAZEN BOYS/6月24日@渋谷O-east


ニューアルバムは9月17日!レコーディングあけのザゼンのライブ見るのはこれが初めてです。しかも12月以来(id:ichinics:20071212:p1)って久しぶりすぎる。
シュガーマンから始まるのは12月もだったかな、とかちょっと記憶が曖昧になりつつ、ライブがはじまるとすっかり目が覚めたような気分になった。
新曲の、「ASOBI」とか、たぶん「I Don't Wanna Be With You」のラインがニューアルバムの中心になるんだろうなとか思いながら聴く。プログレ、ダンス、ニューウェーブ、70、80、90年代…、とかいろいろ単語を浮かべながら、まあそういうわけでもないかと打ち消して行く。個人的には、松下さんがリズム刻んでるよりは、構成わからないくらいに動いてくれるほうが聴いていて楽しい。向井さんはキーボードよりギター弾いててくれるほうが好きだ。でも、今ちらちらと見えている、ダンスミュージックっぽいあれにピンとこなくても(というかザゼンに求めてるものが少し違う感じがしても)、これからどうなるかわかんない、なにかあるはずだ、という期待をしてしまうのもザゼンで、今、どっちいこうとしてるのかはもちろんわからないけど、とりあえずまたはじまったのでとてもわくわくしている。
ただ、ザゼンの魅力は、やはり各パートのせめぎ合いのような、疾走する緊張感にあると思う。
今回聴いた「KIMOCHI」、「COLD BEAT」はものすごく素晴らしかったし、だからこそ私はザゼンに期待してしまうんだろうなと思った。また新しくなってた。あの、四肢がバラバラになりそうでならない気持ちよさ。ギター、ベース、ドラムが絡み合って空気の渦を作るような、音。圧力。黒光りするコールタールのようななめらかさに足元救われながら、オレンジ色のチカチカする光がブワーって流れてくのに目がくらみそうだ。これからですよ。ニューアルバムの発売は9月17日。首を洗って(!)待ってます。

渋さ知らズオーケストラ

楽しかった!いつもながらに素晴らしいライブでした。なんだこのハレの多幸感、ていつも見るたびに圧倒される。とても充実した気持ちになりました。大満足。
ところで私が渋さ見る時っていつも対バンありで渋さがトリなので、くたびれ切ってるときに見ることになるのが残念。なんかもっとこう、野外フェスとかでみたいなーと思います。