- 作者: 石黒正数
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2010/03/13
- メディア: コミック
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行方不明の妹についての話もいくつかあるんだけど、この妹っていうのが、「ネムルバカ」*1にでてくるルカなんですよね。んで、ルカが家を出るくだりも回想シーンとして出てくるんだけど、ここを読んでなんだか、こういうときどんな顔すればいいのかわからないの…って気分になってしまった。
最後、妹からの電話を父さんが勢いで切ってしまうところ(「俺が幸せでないワケないだろ!!」)とかはよかったんだけど、これも結局家出るくだりの続きだしなー、っていうのに似たひっかかりを、そういえば「ネムルバカ」でも感じたような気がします。もう一歩踏み込める手前で終わってしまう感じで、作者がキャラクターをどう見せたいのかよくわからなくなる。
むしろ、「ネムルバカ」の後のルカの話が読みたかったなーと思いました。