アンパンマンと休日

週末、高校時代の友だちと久しぶりに集まってごはん。1年ぶりにあった友だちの娘が、いつのまにか歩けるようになっていて驚いた。
最初は緊張した顔で様子をうかがっていたけれど、お絵かきしてるうちにだんだん慣れてくれて、ラムネをわけてくれたりした。やさしい。わたしも真剣にアンパンマンの絵を描いた。アンパンマンですよといったら頷いてくれたのでうまくかけたんだと思う。
その間、友人たちはずーっと切れ目なく喋っていて、毎度のことながら、相変わらずで安心した。話している内容に多少健康話が増えたくらいだろうか。わたしが相変わらずすぎて話すことがないのも相変わらずだと言われた。

ご飯の後は、友だちの娘とプレイルームみたいなところでしばらく遊ぶ。迷わずおままごとセットに向かい、フライパンにハンバーグやら野菜やらを山盛りにして振りはじめるのをみて、料理人だった友だちの影響かなあとか思ってぐっとくる。そして、この子が大きくなったらその話をしてみようと思った。
そのいつかは、わたしにとってはあっという間で、この子にとってはすごく遠い先のことなんだろう。

母娘と別れた後は、近くで買い物して帰宅。
くたくたになったので「HPが限界」といったら「HPって何?」と聞かれるくらい、その友人とは趣味もなにもかぶらないのだけど、きっとまた数年後にあってもこんな感じなんだろうなと思いながら別れた。