ガールズ&パンツァー劇場版

タマフルの感想聞いて気になって見に行きました。
なので女の子が戦車に乗るらしい、以上の前知識は皆無で見たのですが、面白かったです。
正直、ストーリーの背景的なことはまるでわかりませんでした。キャラクターも多いので、なんとなくいろんな学校があるのはわかったけど、どの子とどの子が同じ学校なのかぼんやりとしかわかってない。
それでも面白かったのは、ほんと単純に、戦車の戦いが面白かったからです。

戦車にもまったく詳しくないですが、何となく「小回りがきく」とか「大砲が強いけどのろい」とかそういう特徴があるのは察する。そういう特徴を活かした戦略も楽しかった、スピード感のある戦いをわかりやすく見せていく演出もよかったなと思います。
特に好きな戦闘は、冒頭のエキシビジョン(?)みたいなので、建物ばっかり壊してた戦車のシーンと、右にフェイク入れて左折、みたいなシーンと、カチューシャが退避するとこと、どこかの国の戦車が橋で玉砕覚悟の待ち伏せをやるとこです。よろしくお願いします。
あと楽しかったのは、FPSみたいに戦車視点になるカットですね。まるで戦車に乗ってる気分で見れる。
そして音がすごくいいんですよ。臨場感があった。これは爆音上映で見たくなるな、と思いました。

監督はSHIROBAKOの水島努監督ですが、そういえばSHIROBAKOでも戦闘機のデザインするときに詳しい子をスタッフにスカウトしてたな…とかそんなことを思いながら見ました。
ほんと戦車好きな人がこだわって作ってるんだろうな。どの車体がどこの学校かとかもまったく把握できないうちに見終わってしまったけどでも見てよかった。ちょっとでも戦車に詳しかったらもっとずっと楽しいんだろうなと思います。