年末年始日記(4)初夢、映画初め、今年の目標、20年

1月2日

大きな公園の中に用意された野外劇場で、ブラスバンド部の映画を見る夢をみた。
野外劇場といっても芝生の丘に椅子が並べられていただけで、スクリーンがどうやって固定されていたかは覚えていない。
これが今年の初夢だった。

昼になって買い物に行き、すぐに着れる服をいくつか買う。
きちんと試着をして購入したせいか、買ったものはどれもしっくりきて満足感が高い。
コロナ禍を境に、服はネットで買うことが増えたのだけど、ネットで服を買うと失敗もそれなりにあって、いつのまにか服を買うのがあまり楽しくないな…と思うようになっていた。
だからこそ、久しぶりに確実な買い物をして気持ちが潤った。

夕方、食事の準備をしていたところで羽田空港の事件を知る。
海保機は能登へ向かうはずだったとのことで胸が痛む。

1月3日

身近でコロナ、溶連菌、インフルエンザと感染症が流行しまくっている。

この日も予定が消えたので、近所の映画館へ「枯れ葉」を見に行った。
時代ものかと思っていたが「今」の映画であり、生活と、社会と、世界情勢と、マクロとミクロは行き来するものではなく、近景・遠景は同時にあるものなのだということを考えたりしながら見る。
例えば、自分のこの日記はミクロであり近景なのだけど、ネットやテレビ越しに知るニュースの向こうには誰かの生活があることと同じように、日記と同時に遠景は存在している。

映画を見たあと、最近できたスーパーに寄ろうとしたところ、同じフロアにシャトレーゼができていることに気づく。
あこがれのシャトレーゼだ。
生まれてこの方、通える距離にシャトレーゼができたことがないのでテンションがあがる。カゴを小脇に抱え、気になるものをあれこれ購入する。

夜、購入したおやつを食べながら「イニシェリン島の精霊」を見る。
これもまさに近景・遠景の映画で、メインに描かれている、2人の男性間における唐突な拒絶とそれに伴うトラブルを近景に、時代背景でもある宗教対立が見えてくるという構図の映画だったと思う。
描かれているトラブルは、口で説明したら「なんでそんなことで」となりそうなのに、見てると「こういうことはある」と思わせる説得力があり、どうしたらいいんだという気持ちで一気に見た。
見終わった後、人の感想が気になって、いつも映画の話をする友人とのグループLINEで感想を聞く。

1月4日

年末からyoutubeで「マユリカ」と検索し、でてくる動画を片っ端から見る生活を送っていたので、大体どの辺りの芸人さんと仲が良く、どういったエピソードトークが定番であるかというところまではざっくり把握できたような気がする。
ここまで勢いよく掘ってしまったということは、もうファンになったといって良いのではないかと思います。
いわゆる芸人さんにはまった経験はラーメンズしかないのでちょっと新鮮だ。

7日に友人とオンラインでお笑いの話をしようと言っているので、そこでこの冬休みの耕しのせいかを聞いてもらおうと思う。

明日は仕事始めなので、憂鬱になりながら「仕事以外の」今年の目標を考える。

  • 無駄な買い物をしない
  • 野球シーズンは毎日日記を書く(ここ以外でやるつもり)
  • 作り置きおかずのレパートリーを増やす
  • 月1以上妹の子に会いに行く
  • 英語(リスニングと、英語字幕をもっと読めるようになりたい)
  • もっと本を読む
  • 運動習慣をつける
  • ものを捨てる
  • マユリカを見に行く

暫定です。

明日は仕事だけど、明後日は休みなので成人の日ありがとうと思いながら眠る。

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ところで、年末年始の振り返りを書いていて気づいたんですけど、この日記、なんと今年20周年なんです。
いまや日記というよりも、さまざまなものを好きになった記録、みたいな感じのまとまりのない場所になっていますが、はてなのサービスがある限りは続けていくつもりですので、読んでくださってる方がいらっしゃいましたら、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。