シーズンオフの始まり

私の2024年の野球が終わった。
私が応援しているタイガースはセ・リーグ2位。CSはファーストステージで敗退した。

今年は「野球に全振りするぞ」と決めてのぞんだシーズンだった。年始に友人と今年の(野球の)目標を話した際、記録をつけてみようかなという話をしたのをきっかけに、noteを作り、全試合の感想というか、備忘録を書いた。

これはひとえに、自分は遅れてきたファンなので、せめて1年の記憶を濃くしたいと思って取り組んだことだったのだけど、自分がどのあたりに注目してみているかを理解すること、さらにシーズン通してのチームの動きなどを俯瞰するために、役立ったような気がしている。

アウトプットするということは記憶の定着に役立つ。
それはこの日記を続けてくる中でも実感としてあることで、
私は、私がどう見たかを覚えておきたい。そしてそれを少し先の未来で発見したいと思う。


note.com



CSファーストステージ敗退が決まった翌日は映画「HAPPYEND」を見に行った。
信頼筋の評判がよい気配だけを頼りに、事前情報を入れずに見たのだけど、映画が始まってすぐ、見に来てよかったな、と思った。
今より、ほんの少し先の未来を舞台に描かれる高校生の話。
社会に対する疑問と諦念。あちらとこちらと分けてしまえば簡単だけど、そういう物語でもない。ハッピーエンドなんてなくて、対話をすること、考え続けること、抵抗すること、歩み寄ること、それを続けていくしかないという話だと思ったし、好きなもの、好きな人との時間のかけがえのなさを描いた映画でもあると思う。
いろんな側面があって、なんかほんと、ミラーボールみたいな映画だった。

同時に、社会は自分達が選んできたもので出来上がっているのだということも思った。


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