沖縄キャンプ日記(4)最終日

いよいよ最終日。
今日は(今日も)具志川球場に行き、そこから直接空港へ向かうつもりなので、
朝ご飯を買いにいくついでに、コンビニから宅配便でスーツケースを送ることにした。送料は3000円しないくらいだったと思う。身軽になれて嬉しい。

友人は私よりも早い便で帰るため、朝食を食べてそのまま宿で別れ、1人で具志川へ向かった。

この日はかなり寒く、そのためかウォーミングアップは室内で行われているようだった。
室内は非公開のため、寒い屋外でぼんやり待っているファンを、新マスコットのコラッキーが一生懸命盛り上げてくれていた。

16時の飛行機に乗る予定なので、昼食の時間を考えても12時には球場を出たい。
雨が降っているわけではないのでいずれ屋外にはでてくるのかな……、と思って待っていると、ウォーミングアップを終えた選手たちが室内練習場から出てきた。

最終的には、投手陣のキャッチボールと、岩崎投手、島本投手のブルペンまでを見ることができた。


サブグラウンドでのキャッチボールの様子。岩崎投手の練習用グラブは静岡の「お茶」仕様。


特に好きな2人のブルペンを最初から最後までじっくり見ることができたので、もう思い残すことはないなと思いつつ、まだ少し時間があったので、沿道*1で、控室から出てくるのをしばらく待つ。

途中、島本投手が肩のアイシング袋に入ってた水(と氷)を外に流すのを見た。その仕草の慣れた感じに、ふと、こうやっていつも(肩を)作って投げて冷やして、15年をやってきたのだなと思ってぐっときた。
そういえば岩崎投手はアイシングをしているのを見たことがないような気がする。そういった選手ごとの、コンディションを保つルーティンみたいなものにも興味がある。

この時、周囲には今日初めて具志川に来たというファンの方が何人かいて、色々と話ができたのも楽しかった。
一緒にメイングラウンドへ向かう岩崎投手を見送り、島本投手には持っていたユニに気づいてもらえたりもして、ありがたい気持ちで球場を後にした。

球場からバス停に向かう道

球場から最寄りのバス停(県道8号線の具志川)まで歩いていると、雨が降ってきたうえに、具志川郵便局から電話がきて慌てた。
電話は結局コンビニで預けた荷物の中に危険物が入っていませんかという口頭確認だったのだけど(飛行機に乗る時に確認されるバッテリーが入っていないかとかそういうもの)、電話口の方もなんかすごくのんびりしていて、南国を感じた瞬間だった。

1時間半ほどバスに揺られ、県庁前で降り、昼食を食べ、お土産を買って飛行機で帰路につく。
しみじみ楽しかった、と思いながら、空港で塩ちんすこう味のアイスを食べた。

有休をとってあった翌日は朝から文鳥を迎えにいく。
お店の人に「よくさえずっていて元気でしたよ」と言われ、頼もしい。
帰宅後、なんかビクビクしているので、久しぶりだからかなと思ったら、爪の色に怒っていただけだった(旅行中赤く塗っていた)。慌ててあやまり、1日ゆっくりすごして早めの春休みが終了した。

*1:選手の通り道の脇にファンの見学エリアがある