厚切りポテトうすしお味の再来

今年の3月に、セブンイレブンのポテトチップスがとてもおいしい(id:ichinics:20090330:p1)ってことを書いたのですが、直後から、そのおいしいセブンイレブンのポテトチップスであるところの「厚切りポテトうすしお味」を急に見かけなくなって、セブンによるたびに必ず「小さなお菓子屋さん」コーナーをチェックしてみるも、空振り続きで早数ヶ月……。*1
数日前、やっと再会することができたんです!! 会いたかったッ…!
とりあえず棚に1袋だけ残して(私の良心)レジに向かったわけですが、思わず店員さんに「これおいしいですよね…」とか話しかけたくなるくらいの嬉しさだった(やってませんけど)。
「小さなお菓子屋さん」シリーズには他にもおいしいお菓子あると思いますが、この「厚切りポテトうすしお味」はちょっと別格だと思う。山芳がやってくれた…! という感じです。この小さなお菓子屋さん界では、カルビーより山芳です。それがどういうことかっていうと、下克上ってことですよ。
小さい袋なので量が少ない感じがするかもしれませんが50g入ってて90円ってのがまたちょうどいいんだと思う。厚切りだからね…!
しかも、いろんな味のポテトチップスを出すのが売りで(商品名列挙するCDシングルとか出してた)、どちらかというと駄菓子的な位置づけでポテトチップス界に定位置を築いたのではないかと思われるヤマヨシが、ここにきてこの厚切りポテトのポテト感ですよというのがぐっとくるじゃない。
……まあ、何を言ってるのかよくわからないかもしれませんが、要するにおいしいってことなんです。定番化して欲しい。とても。あと関係ないけど工場見学行きたいです。

今年は緑です!

*1:もしかしたら冬限定とかなのかもしれません

 カレー味

以前、ヨーグルトカレーを作るために買ったカレー粉を愛用している。瓶にインディアンの顔が書いてあるやつ*1で、フタあけると「カレー味」の匂いがする。
ひとりで晩ご飯を食べる場合、いわゆる家カレーのような「カレーライス」のためのカレーを作るには時間もお腹も保存のための冷蔵庫も足りない。でもカレーが食べたい。せめて2食食べきりくらいの分量を、30分から1時間くらいで作りたい、というときに、このカレー粉はとても便利。
というわけで今日も、タマネギみじんをバターで炒めカレー粉小さじ1を投入、粉っぽさがなくなった頃に具になる豚肉とにんじん、茄子を炒め合わせて、水、コンソメ、フタしてちょっと煮て味整えたもの、を食べたりした。簡単。ただし、これで出来上がるのは「カレーっぽいもの」なので、家カレー主義の人にはこんなのカレーじゃないと言われるんだろーなと思いながら、カレー欲を満足させる。
例えば、チョコレートは大好きなのに、チョコレート味のものってあんまり好きじゃなくて、チョコ味のクッキーよりはチョコチップ入りクッキーのが好き。
だけどカレーはカレーもカレー味のカールもカレーうどんも好きだな。とか思いながらカレー粉で黄色くなった木べらを洗った。

 アスパラの肉巻き


解凍した薄切り肉(もちろん豚)をひろげて、アスパラや千切りゴボウを巻いていく。多少ぶかっこうでも焼いてしまえばはがれることはないので、大雑把にぐるぐる巻きにした後、小麦粉をはたきながらふと、そういえば昔、アスパラの肉巻きの夢をみたなぁということを思い出した。
それは、どこかのデパートで大人に連れられて歩きながら、何が食べたいかと訊かれ「アスパラの肉巻き!」とこたえる夢だった。夢の中の私は、ほんの5歳くらいの子どもで、手をつないでいたのは、見た目はだいぶ歳をとっていたけれど、当時付き合っていた男の子のようだった。
なぜそんな他愛もない夢を覚えているかというと、私はそのときまでアスパラの肉巻きを食べたことがなかったからだった。目が覚めてからも「肉巻き!」とさけんだ感触が喉に残っていて、そんなに食べてみたいのかと思ったらなんだかおかしかった。起きてすぐ、その夢の話をしてみたりもしたけれど、夢って話すほどに輪郭を失うようで、結局その台詞以外の細かい状況はもう忘れてしまった。
ともかく、その頃から、わりとよく肉巻きを作るようになったんだけど、なぜかいつも作るときは弁当用だった。
別に晩ご飯でもいいんだよなーと、菜箸で肉巻きを転がしつつ、たぶん初めて作ったのがお弁当だったんだなと納得する。たぶん砧公園で、花見。フライパンの火を弱め、味噌、しょうゆ、みりんを混ぜあわせたものを少しずついれてからめる。照りがでてくるとおいしそうに見える。出来立てを食べたほうがきっとおいしいのだけど、今日のこれも明日の弁当用だった。
しばらくさました後、ホイルをちぎって仕切りを作り、肉巻きをつめながらふと、「こういうの弁当って感じだよね」て言われたことを思い出す。
あーそうか、家族以外の人に料理を食べてもらったのって、あれがはじめてだったのかもな…とか思いつつ、いやそんなことないかと思い直してできたてを一本食べた。なんとなく、冷めてるほうが好きかもなと思った。

 料理の名前

ある種の料理の「おいしそうさ」ってその2割ぐらいは名前にあるような気がする。それは例えば材料と調理法と味付け、みたいな名前のことなんだけど、それだけヒントがあっても、どんなのが出てくるかは作る人それぞれでわくわくする。

そう思ったのはこの前、メニューをきいた時点でおいしそうさ満開だったのに、その期待に輪をかけておいしいご飯を、お腹いっぱいになるまで食べたからだった。「いわしとじゃがいものあたたかいタルト」とかこの「あたたかい」にぐっとくるよねとか、そういうことなんだけど、とにかく名前でおいしくて食べておいしかった。で、食べきれなかった分はお持ち帰りにして翌日、もともと煮込みだった羊肉をしめじと一緒にバターとバルサミコで少し炒めて食べたんだけど、翌日になってもすごく柔らかくておいしい肉だった。

それから先日近所のお友達に分けていただいたアスパラを個人的アスパラ鉄板レシピで作って食べたのもおいしかった。塩豚に火が通ったところでバターを入れアスパラを入れしめじを入れ白ワインを入れて蒸し焼きにする。フライパンのフタをとったときの幸せ感といったらなくて、これ名前つけるとしたらなんだろーなと考えてみても思いつかなかったので、材料と調理法と味付け、みたいな名前にもやっぱりセンスがいるのだなーとか思った。

 あまりご飯用

ちょっと前に*1買ったパセリその後です。リゾットはあまったご飯でつくるいんちきリゾット。これも前書いたんだけど、あまったご飯は炒飯かこれになることがほとんどです。

  1. あまったご飯(お茶碗1杯)をバターで炒める
  2. キノコやベーコンなどあれば一緒に炒める
  3. 水(少なめで100ccくらい)と白ワイン(大さじ2くらい)をまわしいれる
  4. コンソメ入れてフライパンにフタをして弱火でしばらく放置
  5. 水気がなくなってきたところでチーズを散らし、再びフタ
  6. チーズ溶けたあたりでコショウふって混ぜて出来上がり

パセリがあるだけでわりとおいしそうに見えるのでお得だなと思いました。
だけど光合成しなきゃと思って、今日いつものように外に出してたら暑かったせいかあっという間にしなびてた…。復活するかな。