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 YELLOW DANCER/星野源

music

いろんな人がほめていたことや、カラオケで友だちが歌っていたのを聴いて気に入った曲が収録されていたこと、今ちょっと音楽を聴きこみたい気持ちだったことが重なって、発売されてわりとすぐにこのアルバムを買いました。
星野源のアルバムは以前友人が貸してくれたのをよく聴いていて、それもとても気に入っていたのだけど、今回のアルバムは、再生ボタンを押してすぐに、ああこれ最高のやつ!と思いその印象はアルバムの終わりまで途切れることなく、繰り返し聞きまくっている今もまだそう思う。
その最高さの理由のひとつが、聴いているとつい、歌ったり身体を動かしたりしてみたくなるということだと思う。まさにタイトルの通り。
それから、私の好きな音楽のジャンルに「映画のエンドロールにかかりそうな曲」というのがあって、個人的にエンドロールソングと読んでいるのだけど、私がこのアルバムをすごく気に入った理由のひとつに、そのエンドロールが満載であること、がある。
これは実際にエンドロールに使われている曲、という意味ではなく、あくまでも「エンドロールでかかりそうな曲」だ。
「YELLOW DANCER」を聴きながら、この曲にはこんな映画のエンドロールが似合いそうというのを考えていた。例えば「時よ」は青春映画のエンドロールで、ロボコンみたいなのに出場するシーンが流れながら終わるとか。「口づけ」は恋愛映画のエンドロールで、別れてお互いの人生を歩むエンドとか。「Friend Ship」は人情映画エンドロールで、主人公が修行にでるところで終わるとか。
歌詞がというよりは、単語とメロディーがそのような物語のスイッチを押していくようで、つまり、「それでも人生は続く」というようなイメージに溢れているアルバムだなと思ったのでした。

1枚のアルバムをこんなに繰り返し聞くのはとても久しぶりのことだ。でも、これまでに繰り返し聴いたいろんなアルバムを聴くことで思い返す風景があるように、このアルバムをいつか久しぶりに聴いたとき、どんなことを思い返すのか、楽しみでもある。