「ルサンチマン」花沢健吾

ルサンチマン 1 (ビッグコミックス)

ルサンチマン 1 (ビッグコミックス)

士郎正宗の「攻殻機動隊」に代表されるような、現実と区別のつかない仮想現実が誕生するというテーマは繰り返し描かれてきたし、人工知能というのもSF作品では定番といえるテーマのひとつなんだと思う。
ビッグコミックスピリッツに連載中の「ルサンチマン」では、さらに美少女ゲームと昨今急速に浸透した多人数参加形オンラインゲームを取り入れている。極私的な欲望だけが蔓延しそうな電脳世界で、青臭い男の子の葛藤が描かれてるのが面白い。
連載当初から楽しみに続きを読んでいたのだけど、ここ最近、話自体は佳境なのに、リズムが悪くなっているような気がしていた。そして、それはきっとリアルの部分にシフトしているからなのだろうと思っていた。
なのに、今日発売のスピリッツには「いよいよクライマックス」とあって、スピリッツのクライマックス=最終回だったりするからちょっと怖い。もっとたいへんなことになっているのが読みたいのになぁ。

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【追記】
最終回の感想↓
http://d.hatena.ne.jp/ichinics/20050222/p1