少女漫画とアイドル

今日、David Bowieの「ザ・ジーン・ジニ−」を聞いてたら「ジーンジニー」ってとこが「シンジネー」に聞こえて、ふと、大島弓子さんの「シンジラレネーション」はこの空耳からはじまったんじゃないかなんて思ったりした。なんて、そんなことはないだろうけど、大島弓子さんの年代の作家さん達にボウイはとても人気があって、70年代中頃にはボウイ似のキャラクターが数多く生まれたというのは有名な話だと思います。
そして、その後、80年代の作家さんになると、エコー&ザ・バニーメンのイアン・マッカロク似のキャラクターが増えるような気がする。小椋冬美さんとか。くらもちふさこさんは、ちょっと違うかな?(Kiss+πr2の主人公とか)とにかく、少女マンガでは洋楽のアーティストをモデルにしたキャラクターがとても多かった気がする。
なんて思っていたら、こんなページを発見→《少女漫画に出てくるミュージシャンいろいろ》とても丁寧にまとめられていて感動しました。若かりしピーター・フランプトンが格好良い。
ピーター・フランプトンといえば、ヒット曲「Shoe me the way」が好きなのですが、特に良いのは「You're Living All Over Me」というアルバムでDinosaur Jr.がカバーしてるバージョン。すごい良い曲です。
と、ちょっと話がそれたけど、そういえば90年代以降ってそういう海外のアーティストをモチーフにした少女漫画のキャラクターってあまり思いつかないんだけど、もしかしたらそれは、洋楽が身近なものになったってことが関係してるのかもなあと思ったりした。
異国のシンガー=王子様的な神秘さってのを見出せるようなアーティストがいないっていうのはあるだろう。それから、少女マンガが王子様を必要としなくなった…てのはないかな。