紅茶と猫の生活

仕事でお世話になった方から、LUPICIAというお店の紅茶をいただいた。缶をあけるとただよういい香りにうっとりする。コーヒー派なので、自分で紅茶をいれて飲むなんて久しぶり。今日はアールグレイをアイスティーにして飲んだのだけど、これがもう、とてもおいしくって、家族にも強制的に飲ませる。お湯で濃く出して、氷をたくさん入れて薄めるという横着アイスティーだけど、香りも上品だし、味もキリッとしてる。ミルクを入れるとさらにおいしい。あちこちにお店もあるみたいだし、紅茶以外にもいろんなお茶をおいてるそうなので、今度行ってみようと思う。価格も「マリアージュフレール」とかよりは、手ごろだそうです。
せっかくなので、週末にはスコーンでも焼いてみようかと思ったりしたけれど(形から入るタイプです)この暑さを思い出して却下する。

暑さといえば、猫にはやはり辛いらしく、うちのこも近頃外の駐車場でだらんと横になっていることが多い。呼んでも耳を文字どおり傾けるだけ。立て続けに5回くらい呼ぶと面倒そうに一括される。それは食事をせかすときとは、まったく別の声色で、そういうのも、20年間の生活の中で身に付けた作法なんだろうかとか考える。彼女(雌猫です)にとって、子供だったころの私と、今の私とが、同じ生き物であるということは、理解されてるんだろうか。猫の記憶、というのはどのくらい保存されるものなのかしらないけれど、経験によって蓄積される作法のようなものと、記憶とはどの程度結びついているのかも、そういえばよくわからない。
科学はもう知っているんだろうか?