11月18日/パフェとTwitter


有休をとったので、いつもより1時間遅く起きてミロを飲みながら放鳥。
予約をしたパフェに間に合うよう支度をして家を出る。
向かったのは西荻窪金木犀茶店というお店で、前回は入院中に予約し退院直後に来たのだった。その時は偶然友達も同じ時間に予約していて久しぶりに会えたのも嬉しかった。
あの日もそれなりに元気にはなってはいたけれど、今はもう手術部位の動かしづらさもほぼなくなっていて人体というものの頼り甲斐を感じる。

金木犀茶店のパフェは、いつもどこかに初めての味があって楽しい。素材を引き出す程度の甘みなのも、甘いものがそれほど得意ではない(量が食べられない)自分には嬉しい。
お店ではいつも90年代のクリエイションレーベルっぽい雰囲気のギターポップがかかっている。店主の方の好みなのかなと思っていたのだけど、食べながらふと英語がとても聞き取りやすいことに気づく。
ということはもしかしてこれアジアのバンドなのかも…と歌詞で検索してみたところ、中国のバンドだということがわかった。検索してみつけたyoutubeをブックマークしてお店を出る。

パフェの後、ひと月ぶりの病院へと向かう。
先月からしつこい肩こりに悩んでいて、最初は季節の変わり目だからとやり過ごしていたのだけれど、次第に焦燥感のようなものも出てきて、もしかして今の薬の副作用なのかもと思い至った。そこで、今飲んでる薬と合わせて飲まれることが多いという漢方を買ってみたところ、これがてきめんに効いた。ので、約2週間ほど飲み続けていた。
本来追加で薬を飲んだりするときは主治医に報告すべきなのだけれど、漢方に対してはそれほど積極的ではなさそうな雰囲気を勝手に感じていたため、ついにこの日まで連絡できずにいた。
なので少し気が重かったが、症状と漢方が効いた旨を説明するとあっさり「ではそれをだしましょう」と言ってくれたのでほっとする。
次は3か月後なので3か月分の薬をもらったのだが、受け取ったら漢方は箱ごとで笑ってしまった。写真をとって友達に見てもらう。

買収のニュース以降、Twitter関連の不穏なニュースが続いているけれど、この日は朝から「ついに近々機能停止に陥るのではないか」というような話題でもちきりになっていた。
せっかく買ったのだから完全になくなるというようなことは(少なくとも当分は)ないだろうけれど、何らかの障害が起きた際に対応する体制が整っていないという状況ではあるのだろうな、と思う。

コロナ禍におけるTwitterは、正直あまり居心地の良い場所ではなくなりつつあったような気がする。ただ、いざなくなるかも、と想像してみるとそれはそれでさびしい。
いろんな使い方があるとは思うけれど、私にとってのTwitterは「いろんな人が今日何をして、何を考えていたのか」というのを知れる場所であり、それはかつてはてなアンテナだった。
アンテナのスピードに戻るのも悪くないような気はするけれど、あの頃のように、毎日大量の日記が更新される時代はもう来ないような気もする。

夕方、金木犀茶店で知ったバンドorange oceanについてツイートする。
あの人に聞いてみて欲しいな、と思っていた方がいいねをしてくれていて、こういう嬉しさもTwitterのありがたみだなと思ったりした。

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