週末日記/雪の通院、バビロンの感想、長電話

金曜日

通院のため有休をとっていたのだけれど雪予報…ということで、出かけて大丈夫かvs薬の予備は少ない、ということでどうしたものかと前日から悩んでいた。
起きたらすでに雪が降っていて、文鳥に雪を見せながらしばらく悩む。しかしまあ、薬の予備が少ない&再予約したらまた仕事を休まねばならない、ということで早めに出発することに。

念のため靴の中にカイロを入れたのもあるけれど、ダウンを着ているせいかあまり寒くない。こういう日があるたびにダウン買って良かったな…と思う。軽いから肩こりにも優しい。
幸い、道路にはさほど積もっておらず、おそらく午前中で帰宅することになったと思しき小中高生で溢れる電車、バスを乗り継ぎ、無事病院に辿りつくことができた。

待合室には今日も大勢の人が集っていたが、いつもより少しだけ空いている気もした。
主治医に、薬の副作用にはだいぶ慣れてきたことを伝えると、だいたいこのくらいの時期に慣れてくる人が多いんですよとホッとした顔をしていた。そしてこれまで通りの薬を出してもらうことになって終了。
つい癖で大丈夫アピールをしてしまったけれど、慣れたとはいえ漢方を飲まないとやってられない状態ではある。そして今メインで頼ってる漢方薬は長期間服用の副作用があるらしいというのが気になってもいるので、処方箋を持参した薬局で薬剤師さんに話をして、おすすめされた別の漢方を買ってみるも(これは処方外)、1回飲んだだけで、あっこれは全然だめですという感じで残念だった。
主治医は漢方そんなに乗り気じゃない感じなので*1、どこか相談できるとこが欲しいな〜。

土曜日

のんびり放鳥をした後、「バビロン」を見に行く。
評判が不穏なので迷う気持ちもあったけど、3時間超えの映画は映画館じゃないとなかなか一気に見れないし、トビー・マグワイアが出てるというので見に行った。
結果として、ドン引きするシーンはたくさんあるけど、いい場面もある、好きかと聞かれたら好きじゃないけど嫌いなわけでもない、みたいな、表現しにくいけど映画館で3時間この映画のことだけ考えることができるパワーはある作品だったと思う。
一言で言えば、デイミアン・チャゼル監督版の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」という感じだった。
特にマーゴットロビーが自分の出演作を映画館に観に行く場面は重ねすぎじゃない?
まあ、もちろん意図的に重ねてるんだろうなと思うけど、タランティーノが時代への愛着からワンスを制作したのは腑に落ちる一方、チャゼル監督については、どこに琴線があるのかピンときにくい感じはある。
ただこう、変化を拒む者は淘汰される、けれど変化して失われていくものへの憧憬も否定したくない、みたいな感情(素直すぎる受け止めだとは思うけど)のあたりに動機があるのかな、と思った。
チャゼル監督は今chatGPTやってそう。

映画の帰りにジムに寄り、30分だけ運動して帰宅。
ジムは今月から通い始めました。15分ランニング、15分クロスバイクくらいの軽い感じから始めて徐々に体力をつけていきたい。体力が欲しい。

帰宅したところで学生時代の友人から電話がかかってきて久しぶりに長電話。
学生時代、手ぶらで長電話できたらいいのになとよく思ったものだけど、今やほうれん草を茹でながらでも電話ができるんだから便利になったものだ。
友人の愚痴をひとしきり聞いて、私たち無理せずやっていきましょうね、といいあって電話を切る。


*1:メインの治療に対する副作用の話なので主治医の専門ではない/ただメイン治療に影響を与えないためには漢方くらいしか使えない