はてな夢日記/電飾・薔薇・不思議な兄弟

今日の夢は、どれも断片的で、自分はでてこない。映像を見ているようなのに手触りがある感じ。でも誰のなのかわからない。

下北沢の南口商店街を歩いている。その奥の、王将のあるあたりから「これからライブがはじまります」というアナウンスが聞こえる。その周辺の、派手な電飾が際立つのは、街灯の明かりが消えているからなのだと思う。
歩きながら南口商店街のを抜けたところで、風景は現実のそれとは違うものとなって、今立っているところが、崖の突き当たりにせり出した場所であることを知る。せり出した踊り場から見渡せる町並みは真っ暗な海のようで、その水平線に、ゴリアテのように大きな船が浮かんでいる。その奥に大きなクジラが縦にうかび、開いた口から空飛ぶ機関車がこちらに向かってやってくる。機関車の窓にはたくさんの人々の顔があり、あああれ乗りたかったね、といいながら空を見上げている。

古い鉄筋コンクリート建てのマンション。壁のひび割れから薔薇が生えている。窓から手を伸ばして、隣の家の壁から生えている蛇口をひねり(便利だなぁ、でも水道代は隣の家の人が払っているんだったら悪いな、と思っている)、顔を洗う。下へと滴り落ちる水は、はり巡らされた白いコードを濡らしていく。いったいここは何階なんだろう。

不器用な夫、厳しい妻、がなぜか編み物教室に通っている。ものすごく貴重な糸を夫が無駄にしてしまい、妻が怒り狂う中「先生」と呼ばれる女性はそれを巧みに修復していく。
帰宅したところには夫の兄と姉がいて、妻が夫の不祥事を喧伝している。弟を責める兄と姉。カメラは兄と姉を追い、姉が泣き出し、兄がそれを慰めている場面を映し出す。