マクロス FRONTIER

マクロスF (フロンティア) 1 [DVD]

マクロスF (フロンティア) 1 [DVD]

とうとうやっと最終話まで見ました。楽しかった…!!
マクロスF」は、今年放送された、SFロボットアニメ「マクロス」シリーズの最新作で、二人の歌手と飛行機乗り(?)の三角関係のお話です(ひどい要約)。ほんとうに続きを見るのが楽しすぎてあっという間で、見終わったあとも引きずってるアニメは久しぶりな気がする。
その魅力の大きな部分は、やっぱり音楽にあるんだと思う。
マクロスシリーズについて漠然としたことは知っていても、いままで見た事はなくて、「愛・おぼえていますか」という曲もさびの部分を知っているくらいだった。
でも、はじめてこの「マクロス FRONTIER」を見て、物語の中にいる人たちと同じように、物語の中にある音楽にわくわくできるっていうのはなんだかとても新鮮で、楽しかった。
もともと菅野よう子さんの音楽が好きなのもあるけど、特にこのマクロスFは、音楽と物語がしっかり絡み合っているからこそ、どちらも深く印象に残るんだと思う。台詞や表情からキャラクターがあらわれるみたいに、物語のいろんな側面で、いろんな形で歌われるたびに、どんどんどの曲も好きになってった。
ランカとシェリルという二人の歌い手はそれぞれ正反対のようでどちらもすごく魅力的だったし、間にいるアルトを巡って対立しているようで一番近いのもよかった…。恋が力になることはあっても、それがすべてではなくて彼女たちは彼女たちを生きてる。ラストシーンをみて「紅の豚」に出てくるジーナとフィオの関係を思い出したりしました。いいよいいよー。
そして例によって(なのかわかんないけどきっと)20話21話で顔が水浸しになりましたよ。
次で最終回ってときには、こんなに楽しいのが終わってしまってどうしようかと思いましたが、劇場版があると知ってまだ生きてたくなりました!