預言者ピッピ/地下沢中也

地震余地のために生まれたロボット「ピッピ」は、やがて自らの意思を持ち、地震だけでなく「未来」を予知しはじめるようになる。予言された「未来」を前に人々がどういう反応をするのかという点と、ピッピの予言は本当にあたってしまうのかという点が追いかけ合いながら緊迫した展開が続くお話です。

預言者ピッピ (1)

預言者ピッピ (1)

「コミックCUE」に第1話が掲載されたのは1999年のことでした。正直なところ、私は地下沢中也さんの絵が苦手で、その第1話もなんか不気味な話だなーと思いながら読んで、でも気になって何回も読んでしまったのを覚えています。ちなみにその号はたしか手塚治虫リミックス号で、古屋兎丸さんのドラえもんトリビュート(?)漫画でのび太の顔がすごいこわかったのも覚えてる。あの号また読み返したいので実家に帰ったら探してみようと思います。
ともかく、預言者ピッピの続きはずっと気になってて、でも「コミックCUE」が2003年で終わってしまって、単行本の噂があったりなかったりであきらめ半分になってた2007年に1巻がでて、もう一度あきらめかけた今年に2巻です。
という恨み言のようなことをつい書いてしまうくらい続きの気になるお話なので、完結するまで信じられないというか、完結が読めることを願っています。
預言者ピッピ(2)

預言者ピッピ(2)