週末日記/閉店、福引、鎌倉殿

金曜日
久しぶりの対面取材。やはり対面で話を聞くとオンラインとは違う話題の広がりがあって面白い。
長々と話し込んでしまったため直帰することになったが、久しぶりだったせいか上げたテンションの下ろし方がよくわからなくなって帰宅する頃にはぐったりしていた。


土曜日
9時から整体の予約を取っていたのでサッと起きる。整体に行けば一時的だとしても/明らかに体が楽になるので早起きも苦にならない。店内のポスターで、先日もらった福引券の抽選会が始まっていることを知り、夕方にでも行こうと思う。
整体の後はロイヤルホストでモーニングを食べ、カリカリベーコンカリカリ具合を嬉しく思いながら読書。
せっかく早く家を出たので、久しぶりに服を見に行こうかな〜と吉祥寺に行くも、よく買い物をしていた店はPCR検査場になっていた。妹にそれをメールし、なんとレーベルごと潰れたらしいことを知る。これもコロナのせいか…。意気消沈してバインミーと野菜を買って帰宅。
バインミーを食べ、家事をいくつか済ませた後、福引券を持って抽選会場へ向かった。
15回どうぞ、と促され連続で15回ガラガラを回す。1発目でボックスティッシュ5箱が当たる。その後ハズレも続いたけれど、半分あたりで新米が当たり、さらにボックスティッシュ5箱が当たっての結果大収穫祭だった。助かります。

夜は毎年恒例、友人との今年の映画振り返りの会。
今年はオンライン開催となったため、あらかじめ推しおつまみを送りあい、乾杯&開封からスタートする。私は即食べ始めてしまったのだけど、画面の向こうでみんなが写真撮っていて、この感じ、飲みにいったときの「みんなが写真撮ってくれてるから…」感に近いなと思った。
振り返りのターンでは、一応順位はつけるものの、お題的に今年の映画を1本ずつあげてそれについてあれこれ話すのが楽しいんだよなと毎回思う。「自分はこの映画のここが好き」みたいな偏愛話になるのも良い。自分にはいまいちだけどあなたがそこを好きなのはすごくわかる〜!(そしてその逆も)というような話でたくさん盛り上がった。
もうかなり長いことやってる気がするけれど、毎年年末にこうしてあれこれ話す機会があるのはとても嬉しいことだ。今後ともよろしくお願いします。


日曜日
朝、オンライン会でアメリカのクリスマスを見せてもらいつつ、今年読んで面白かった本をお勧めしてもらう。DMMブックスで50%還元セールだから〜と言いながら臆せずカートに放り込み年末用の備えとする。

立川まで買い物に出たついでに久しぶりのスパイス越境でカレー。そして本を読もうと行きつけの喫茶店にむかったところ、なんと今年の年末で閉店というお知らせがでていた。どうやら建物の建て替えによる閉店らしい。
建物の雰囲気としては吉祥寺のレンガ街モールに近く、かなりの年季が入っていることはわかる。しかしガラス戸の金縁のレタリングとか、入り口中央にエスカレーターが構えている感じとか、丸い照明とかが気に入っていて、
茶店自体も、窓が大きく、さらにいつも空いていてメニューは安定という自分の中の「確実」だった。今後立川に来たときはどこに行けば良いのだろうか。

夜はついに「鎌倉殿の13人」の最終回。
ほぼ毎週リアルタイムで大河を視聴したのはおそらく「新撰組!」以来。入院中も談話室で一人で鎌倉殿をみたし、私の2022年は鎌倉殿とともにあったといっても過言ではない。視聴前に友人に勧めてもらった永井路子さんの「炎環」「北条政子」を読んで臨めたのも良かった。
見るきっかけになったのは秋元才加ちゃんの出演で、才加ちゃん演じる巴御前の最後の名乗りのシーンは今も思い出すだけで泣ける。
思い出がたくさんあるドラマになった。1年間楽しみをありがとうございました。