年末年始日記

2022年の年末は、多発するトラブルが全く解決せずに*1仕事納めとなってしまった。落ち着かないが思い悩んでも解決しないため、年末年始は「一旦忘れる」を目標に過ごした。


仕事納めの日は映画「そばかす」を見に行った。ラストの映画館のシーンで、これはきっと吉野朔実瞳子」のオマージュだ!と思ったはいいけれど、検索してもそう書いてる人は見つからず、監督のSNSを「吉野朔実」で検索しても何も出てこないので私の勝手な思い込みかもしれなかった。


28〜30日の間は、会社の先輩に会ったり、友人と買い物に行ったり、帰国中の高校時代の友人と30分だけ会ったり、実家の手伝いをしつつ甥っ子と遊んだりした。気のおけない人と話すのは本当に良い気分転換になって、この時点でほぼ仕事のことは忘れることができていた気がする。
30日の夜には友人とオンラインで話をしながらドラァグレースAll Stars 7のフィナーレを見た。
シーズンや過去オルスタのウィナーを集めたAS7は、ファンにとっては夢のようなシーズンだった。何と言っても最初に好きになったクィーン、ラジャの再登板があったし、史上最高に笑ったスナッチゲームもあった。コロナによってクラウニングがオンラインになってしまったジェイダが報われる場を作ってくれたのも嬉しかったし、何より誰もフィナーレまで帰らない、というルールが良かった。思えば2022年の夏はこれを楽しみに乗り切ったところがある。


31日は掃除をしながら注文していたおせちの到着を待ち、夜はそれをつまみながら紅白〜カウコンを見るというベタな年越しをした。
紅白というよりカウコンに目標を置いていたのは、22年末に公式インスタグラムが開設されて以来、ずっとSexyZoneのことを考えていた年末でもあったから。追ってたというわけではないけれど、自分が唯一コンサートにいったことがある男性アイドルだし、周囲の友人たちが応援している様子を長らく見てきたという縁もあったので勝手に親近感が湧いていて、なのでマリウス君のいるSexyZoneを最後に見れたことに感動して、その気持ちのまま年を越しました。彼らが守られて、幸せであってほしい。
ちなみにおせちは以前Twitterで見てから憧れていた吉田類のおつまみおせちを注文。
これ用に日本酒も用意して万全の体制だったんですが、私にはちょっと、塩気が強すぎました。塩辛いものは大好きなはずなんだけど、それでもちょっと身の危険を感じる塩辛さだった。


なので1日は朝からおせちに入っていた肉類でサンドイッチを作って食べた。夜はご飯を炊いて塩辛類に手をつけるなど、塩気と格闘していた正月だったため、2日に友人の誘いでシズラーに行く予定が入ったのは本当に助かった。野菜をたくさん食べるのに絶好のタイミングだった。
シズラーはいついっても美味しく、のんびり出来て良い。たくさん話をした後、夕暮れ時の公園で大きな水場を眺めたりしてから解散。


3日は30日ぶりに実家に顔をだし、再びおせち(実家版)を食べた。両親ともに持病があり、カロリー過多にならないようにと指導されているのを知っているため、妹と頑張って食べた。母は置いてあるとさらえたくなるタイプである一方、私を含む子どもが皆それほど食べる方ではないので、母が食べすぎてしまうのはまあ私たちの責任でもあるのだ。
実家に行く際はついつい食べ物を手土産にしがちなのだけど、それもちょっと考えたほうがいいなと思い、最近はルピシアのお茶ばかりになっている。


4日はロイヤルホストでパフェ初めをしながら野球の話。最近気になっている、というか好きな選手のグッズをもらってスコンと気持ちが傾いてしまい、今年はこの人を軸に応援していこうかなという気分になる。まあまだわからないけれど…今年はまずいろんな球場で野球を見てみたいなと思います。
鳥を飼っているので泊まりがけで行動するハードルが上がってしまったのだけど、デイゲームであれば名古屋くらいまでは日帰りできるかな?


そんな感じで、年末年始を存分に楽しんだのでいまだに休みが恋しい。
5日に初出勤をすると、全てが去年の続きで悲しかったです。


*1:主に新型コロナウイルス感染症の流行の影響

2022年の映画ベスト10

2022年はそれほど映画館に行けず、劇場で観れたのは30本くらいだったのですが、その中でも個人的には映画における「死」の扱いが気になった年のような気がしています。
もちろん映画ではよく扱われるテーマではあるんだけど、映画を見ながら、この世界的な感染症の流行下では制作側が思うよりも観客の感じ方が変化するスピードの方が早いのかも……と思うことがたまにあったし、自分の受け止め方の変化も感じた年でした。
あと友人たちとランキング発表会をしてて思ったのはやはり年間ランキングは自分の思い入れランキングであり、2022年は特にその要素が強い1年だったなと思います。

というわけでベスト10!

10.ナイブズ・アウト: グラスオニオン

晦日に配信で見ての滑り込みです。
中盤までで事件の概要を描き、あるネタばらしをして引きつけた上で、謎解きのターンに入るっていう構成もよかったし、あちこちにコロナ禍あるあるみたいなネタがあるのも、地続きの世界の話なんだなと感じられてよかった。
終盤のスカッと感も楽しく、年末に見るのにぴったりでした。
今年は漫画でも今と地続きに感じられる描写があるものにぐっときがちだったな(「明日カノ」「ブルーモーメント」など)。

ブルーモーメント (ハニーミルクコミックス)
明日、私は誰かのカノジョ(1) (サイコミ×裏少年サンデーコミックス)

9.THE BATMAN

いろんなバットマンがありますが、今まででいちばん「生身の人間が過剰に頑張っている」バットマンで、バットマンをやるのは楽じゃないというのが切実に伝わってきてよかった。
頑張っても全然良くならないしんどさよ…。エルロイ小説のような雰囲気も大変好みでした。

8.マリー・ミー

五臓六腑に染み渡る、そう、今見たかったのはこういうの!!となる現代のラブコメ。なんでこの2人が!? って図にちゃんと見えるのも良いし、でもまああの状況ならギリギリあるか? と思わせるいい塩梅のおとぎ話。
Netflixで見たジェニファー・ロペスのドキュメンタリー(Watch Halftime | Netflix Official Site)とあわせて。

7.ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバ

同じく今年公開されたMCU「ソー:ラブ&サンダー」を見て、このような疫病の流行下におけるフィクションで「病死」を扱うことの難しさを感じていたのですが、
その後に公開されたこの「ワカンダ・フォーエバー」は、現実の死をフィクションで扱うというさらに難しいことをやっていて、それを関わる人全体の敬意によって成し遂げている、と感じさせてくれたことが印象に残った。
実在の人物について描くこととフィクションの関係性はとても危ういものだと思うんだけど、ファンにとってもスタッフにとってもティ・チャラというキャラクターとチャドウィック・ボーズマンが分かち難い存在であったからこそ、この方法が取られたのだろうなとも思う。

6.トップガンマーヴェリック

トップガンを見たことがなかったので見に行く数日前に初めて見たんですけど、若きトムの笑顔の眩しさと、概念としての「憧れのアメリカ」が満ち満ちに詰まっていることに結構感激してしまった。
そこからのマーヴェリックでは、映画としての面白さが格段にパワーアップしており、大ヒットも大納得だったのですが、これはちゃんと「トップガン」を昔見たことがある状態で体験したかったなという気持ちがあったためのこの順位です。

5.NOPE

映画館で映画を見る気持ちよさ面白さの詰まった映画だった。
NOPEによって、自分は監視カメラ映像などの「ここではない場所をリアルタイムの映像で見る」というシーンが怖いんだな、ということに気づいてしまった。

4.THE FIRST SLAM DUNK

原作しか読んでなくて(アニメ見てない)、しかもしばらく読み返してないから心配だったけど何も問題がなかった。というか10代とかで読んだ漫画の記憶への刷り込まれ具合の深さを思い知りました。まさか2022年になって、中学時代の宮城と「まだ」の三井が出会ってたことを知るとは思わなかったです。
そういった「みんな」に再会して新しい一面を知れるという意味でもすごい作品だったし、
純粋にめちゃくちゃ面白い試合を映画館で観戦できる映画でもあって、本当にご褒美みたいな作品だなと思います。こんなことはなかなかないですよ。ありがたいことです。

あとかつて日記に全巻感想メモを書いていたのをすっかり忘れていた…。
SLAM, DUNK の検索結果 - イチニクス遊覧日記

3.スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム

もうネタばれしていい頃かと思いますが万が一まだこれを知らない人がいたらと思うとあれなのでふせったーに書いた感想を置いておきます。



2.すずめの戸締り

公式からの注意喚起をみて、震災に関わる話なんだろうなというのは知っていたので少し構えて見たのですが、もちろん見るのが辛い人もいる作品だと思うので、万人におすすめはできないけれど、私は見て良かったなと思いました。震災を扱うと聞いたとき、自分が真っ先に危惧した死者に語らせる表現などがないのも良かった。
個人的なことを書くと、自分は学校向けの媒体で働いているのもあり、2011年から少なくとも5年以上は、常に今学校に通ってる子どもたちは何歳で震災を体験したのかということを軸に特集を考えていました。なので「すずめの戸締り」はまず、あの頃幼かった主人公が今高校生になって生き生きとしている、ということにまずぐっときてしまった。
あと、テレビの番組で、主人公と同世代の女の子が、この映画を見たことで初めて友人に自分の被災体験について話すことができたと話しているのを見て、そういった意味でも意義のある映画だと思います。

1.HIGH&LOW THE WORST X

須嵜亮と天下井公平のことを考えるととても元気になります!!


そんな感じの1年でした。
2023年はもっと映画館に行きたいし、今年の「トップガン」みたいに、実はまだ見てなかった名作みたいなのをもっと見ていきたいなと思います。「ボディガード」も2022年に初めて見ました。

昨年のベスト10はこちら
ichinics.hatenadiary.com

今年買ってよかったもの

ここ数年、年末に今年買って良かったものまとめをTwitterに書いていて、今年も他の方が書いているのは楽しく読んでるのですが(買い物の話大好き)、
今年の自分の買い物についてはパッと思いつくものが少なかったので、3つに絞って記録しておこうかなと思います。

順不同で全部1位です。

サンバリアの傘

以前4000円くらいの日傘を買って1日で壊して以来、日傘を買う気力を失っていたのですが、今年こそは快適な夏をすごしたい! ということで5月くらいに注文して夏を迎えました。
結果的にめちゃくちゃ活躍しました。
まさしく「持ち歩く日陰」という感じで、あるのとないのとじゃ体感温度が全く違うので、外出時は必ず持って出かけていたし、忘れた日は早めに帰ろうかなってなるくらいだった。
私が買ったのは畳めるものの中で最も直径の大きい3段折りタイプ。3段折だけど、外出中はとりあえず2段に折った状態で鞄に突っ込んでおけるため、折り畳み傘を畳むのが苦手な人(私です)にも安心。重さはスマホよりちょっと重いかな程度(265g)で個人的には許容範囲でした。
あと、4000円くらいの日傘の3倍くらいの値段のせいか、4000円くらいの日傘よりは格段に丈夫です。多少風に煽られてもおちょこになりません。
今のところ何も不満がないので、壊れたらまた買うと思う。

uv100.jp

Vertebra03

先日のブラックフライデーの頃に注文したばかりなんですが、座り心地と見た目のかわいさどちらにもたいへん満足しています。
良いんだろうな~と思ってたけどほんと良くて嬉しい。
座り心地という意味では、とにかく家で机に向かうのがかなり楽になりました。今まで木の椅子だったので、長時間の打ち合わせ(オンライン)とかするとほんと腰が痛くてね…。在宅なんていつ終わるかわかんないし…と先延ばしにしてないで、もっと早く買えばよかったです。
見た目も、部屋に馴染む色ということでアイボリーの背もたれ&座面にして実際しっくりきているんですが、そのうち汚れるなというイメージも簡単に湧いたので、まあその時はその時で考えます。
それにしても使う頻度の高いものに課金するとQOLが上がっていい。


「嫌われた監督」

今年の3月頃、TwitterのTLでこの本の名前をよく見かけて、そんなに面白いのかな? と手に取った時はこの本が誰についての本かすら知りませんでした。

それから9か月が経ち、振り返ってみれば人に会うたびにこの本の話をし続けた1年になりました。
この本の面白いところは何といっても、落合博満の運命を狂わせる男っぷりなわけですが、その描き様が作者の落合博満への慕情みたいなものに支えられているという点も読みどころ。
落合博満を知らない状態で読んだため、落合博満!なんてかっこいいんだ~!という気持ちで読み終えたんですが、その後、落合さん関連本をいくつか読み、過去記事を漁り、動画等もあれこれみた上で読み返すと、作者もまた人生を狂わされた男だったんだなということがよくわかります。
ただ同時に、知れば知るほどこの一匹狼感と不遜な感じと有言実行の歴史にあの笑顔!っていう破壊力がすごくて、人生が狂うのはまあ仕方ないという気持ちにもなる。*1
私は永遠に現役時代も監督時代もリアタイできないわけですが、そんな私でも、今もし小学生だったらサイン帳の「尊敬する人」欄に落合博満と書いていたでしょう。

そもそも「野球」というものに興味を持ったのが今年初めてだったんだけど(スポーツ全般疎い)、
人生に寄り添う楽しみとしての野球には憧れがあった*2ので、今はその片鱗を感じているところ。来年は応援するチームをある程度定めて野球場にもたくさん行きたいな〜。


以上、今年の買ってよかったものでした。


これまで置き場のなかった9月の講演会覚書

落合博満講演会2022/9/11
クロストーク落合博満森繁和岩瀬仁紀)覚え書き
@ichinicsさんの伏せ字ツイート | fusetter(ふせったー)

去年の買い物

*1:若い頃の落合博満の笑顔本当にかわいい

*2:主に村上春樹経由の憧れ

週末日記/閉店、福引、鎌倉殿

金曜日
久しぶりの対面取材。やはり対面で話を聞くとオンラインとは違う話題の広がりがあって面白い。
長々と話し込んでしまったため直帰することになったが、久しぶりだったせいか上げたテンションの下ろし方がよくわからなくなって帰宅する頃にはぐったりしていた。


土曜日
9時から整体の予約を取っていたのでサッと起きる。整体に行けば一時的だとしても/明らかに体が楽になるので早起きも苦にならない。店内のポスターで、先日もらった福引券の抽選会が始まっていることを知り、夕方にでも行こうと思う。
整体の後はロイヤルホストでモーニングを食べ、カリカリベーコンカリカリ具合を嬉しく思いながら読書。
せっかく早く家を出たので、久しぶりに服を見に行こうかな〜と吉祥寺に行くも、よく買い物をしていた店はPCR検査場になっていた。妹にそれをメールし、なんとレーベルごと潰れたらしいことを知る。これもコロナのせいか…。意気消沈してバインミーと野菜を買って帰宅。
バインミーを食べ、家事をいくつか済ませた後、福引券を持って抽選会場へ向かった。
15回どうぞ、と促され連続で15回ガラガラを回す。1発目でボックスティッシュ5箱が当たる。その後ハズレも続いたけれど、半分あたりで新米が当たり、さらにボックスティッシュ5箱が当たっての結果大収穫祭だった。助かります。

夜は毎年恒例、友人との今年の映画振り返りの会。
今年はオンライン開催となったため、あらかじめ推しおつまみを送りあい、乾杯&開封からスタートする。私は即食べ始めてしまったのだけど、画面の向こうでみんなが写真撮っていて、この感じ、飲みにいったときの「みんなが写真撮ってくれてるから…」感に近いなと思った。
振り返りのターンでは、一応順位はつけるものの、お題的に今年の映画を1本ずつあげてそれについてあれこれ話すのが楽しいんだよなと毎回思う。「自分はこの映画のここが好き」みたいな偏愛話になるのも良い。自分にはいまいちだけどあなたがそこを好きなのはすごくわかる〜!(そしてその逆も)というような話でたくさん盛り上がった。
もうかなり長いことやってる気がするけれど、毎年年末にこうしてあれこれ話す機会があるのはとても嬉しいことだ。今後ともよろしくお願いします。


日曜日
朝、オンライン会でアメリカのクリスマスを見せてもらいつつ、今年読んで面白かった本をお勧めしてもらう。DMMブックスで50%還元セールだから〜と言いながら臆せずカートに放り込み年末用の備えとする。

立川まで買い物に出たついでに久しぶりのスパイス越境でカレー。そして本を読もうと行きつけの喫茶店にむかったところ、なんと今年の年末で閉店というお知らせがでていた。どうやら建物の建て替えによる閉店らしい。
建物の雰囲気としては吉祥寺のレンガ街モールに近く、かなりの年季が入っていることはわかる。しかしガラス戸の金縁のレタリングとか、入り口中央にエスカレーターが構えている感じとか、丸い照明とかが気に入っていて、
茶店自体も、窓が大きく、さらにいつも空いていてメニューは安定という自分の中の「確実」だった。今後立川に来たときはどこに行けば良いのだろうか。

夜はついに「鎌倉殿の13人」の最終回。
ほぼ毎週リアルタイムで大河を視聴したのはおそらく「新撰組!」以来。入院中も談話室で一人で鎌倉殿をみたし、私の2022年は鎌倉殿とともにあったといっても過言ではない。視聴前に友人に勧めてもらった永井路子さんの「炎環」「北条政子」を読んで臨めたのも良かった。
見るきっかけになったのは秋元才加ちゃんの出演で、才加ちゃん演じる巴御前の最後の名乗りのシーンは今も思い出すだけで泣ける。
思い出がたくさんあるドラマになった。1年間楽しみをありがとうございました。

週末日記/整体、初TRPGと名球会、スラムダンク

金曜
仕事を終え、一度帰宅して文鳥のおやすみルーティンを済ませた後、近所の整体に行く。
10月頃からずっと肩こりに悩んでいて、湿布、お灸、フォームローラー、漢方、エレキバン、あずきのチカラ等々を試してきたのだけれど、どれも長時間はもたず、最後の手段にとっておいた整体の予約をついにとった、のが先週の土曜のことで、それがかなりよかったため即座に5回分の回数券とともに予約した2回目の施術日だった。
会計の際、「今日から福引券配ってるんですよ」と回数券分の、かなり大量の福引券をもらった。ポスターを見ると1等は現金つかみ取りらしい。福引大会は少し先だが、15回チャレンジできるようなので今からつかみ取りのイメトレをしておこうと思う。

土曜
初めてのTRPG会に参加した。
長年興味はありつつもチャンスがなかったのだけれど、今年知り合った方にお声がけいただいて、ついに!参加できることになったのだった。
当たり前だけど、話に聞いてるのとやって見るのとは全然違うものですね。
知らなかった部分では、キャラシートを作るっていうのが楽しかった。ダイスで決まった能力値をみてから想像するので、自分ではあんま思いつかない人物像になるのもいい。
それでシナリオを遊んでいくうちにそれぞれのキャラクターが立ってくるのもなるほどな〜と思ったし、いろいろ聞きかじったことだけあるワードの意味を知れたのも面白かった。

面白かったな〜!という気持ちで帰宅した後は、
今日あった名球会ベースボールクラッシックを配信でみる。
この日記にはそういえば書いてなかった(のでいつか書く)けど、引退後に好きになってしまった岩瀬さんが名球会の試合に出るということで楽しみにしていたのだ。
福留さんや荒木さんと話してる様子が見れたり、ベンチで観戦してる様子が映り込んだりしてるのも嬉しい。
試合については70代の方もたくさんという感じだったので基本安全第一だったけれど、
元プロとはいえ(だからこそだけど)70代のベテランたちは今もフォームが美しくてすごいなと思った。
パワプロ(岩瀬さんがいる)のソフトも買ったのでやります。

日曜
出かけるつもりだったけど、若干疲れている気がしたので、映画の予約だけしてのんびり放鳥。
文鳥が手に潜り込みたがるようになると冬を感じる。

午後は外出して映画のスラムダンクを見た。
スラムダンクは漫画をほぼリアルタイムで読んでてアニメは見ておらず、なので熱心に追いかけていたわけではないんだけど、
思春期の頃に読んだ漫画というのは記憶に刷り込まれているもので
原作と地続きのキャラクターたちの知らなかった顔を、しかも動画で見れているということに序盤から感極まってしまいほとんどずっと泣いていた。20年ほども経ってまさかこんな映像が見れるなんて思ってもみなかった。
隣の席は親御さんときている小学生2人組が座っていたのだけど、クライマックスで点が入った瞬間拍手をしていて、私もおもわず拳を握りしめてしまっており、そういう臨場感のある試合でもあった。

同時にその試合を漫画で読んでいた頃の自分を久しぶりに思い出したりもした。
長く親しんだ物語は、そんな風に、思い出と混ざり合うものなんだなと思う。