2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

 結論は遠のく

前に書いた文を読み直したりしてたら、言葉が遠回りしてややこしくてうんざりしたり、今の自分の感覚と違うこととか結構あってはずかしかったりで、苦々しく思ったりもしたけどすぐに持ち直した。 → その「今の自分の感覚と違う」ことのひとつ。「なぜ自殺を…

 うつうつひでお日記/吾妻ひでお

うつうつひでお日記 (単行本コミックス)作者: 吾妻ひでお出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/07/06メディア: コミック購入: 2人 クリック: 34回この商品を含むブログ (405件) を見る読んだ。2004年の夏から2005年初頭にかけての絵日記で、ちょうど『失踪…

 ビアトリス宇宙へ行く

英王室のベアトリス王女(18)が、王室史上初めて宇宙旅行に参加することになった。 http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20061114-116752.html このニュース読んで驚くべきところはほかにあるんだろうけど、とっさに思い出したのは「タイタンの…

 映画館/手のひらサイズ

せめて週1で映画館行きたい、と思ってるのに、朝早いのよねぇと思うとへたれるのはなんとかしたい。できれば土日の混雑の中でなく、平日の、ちょっと空間のある映画館で見たい。なぜならすぐ泣くし吹くからなんだけど。特に年末にかけては、土日と平日一本…

 ブロック・パーティ

監督:ミシェル・ゴンドリーアメリカのコメディアン、デイヴ・シャペルが今の成功を地元(オハイオ)の人々に還元したいという思いで発案。NYブルックリンで行われた路上ライブの出来上がるまでの数日を追ったドキュメンタリー。 ライブに登場するミュージシ…

 一日

会議中ずっとマウンテンデューのロゴ*1の落書きしていた。ダニエル・ジョンストンの映画を見てからマウンテンデューが飲みたくてしかたない。ウヒヒヒヒというあの声。火曜日はだるい。 → 帰宅すると、弟がいた。上の弟は、寮にはいったはずなのだけど、けっ…

 負け犬の遠吠え

「女子とゲームの断絶エピソード」(id:msrkbさんのブクマコメントより)の日記について言及いただいていたので、蛇足ながら補足。 そんなこと言ったら、ポップカルチャーをかるーく聞き流して、流行をある程度追ってて、そんで恋愛して、結婚して家庭を持っ…

 エオマイア/タカハシマコ

エオマイア 上 (アクションコミックス)作者: タカハシマコ出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2006/09/12メディア: コミック購入: 4人 クリック: 173回この商品を含むブログ (62件) を見る読みたい、といってたら友達が借してくれました。ありがとう。 とある新…

 日曜日

前の職場の同僚(?)の結婚式へ。前日の雨が嘘のような晴天で、まっすぐに射す陽の光があたたかい。少し強い風が、スパンコールのドレスを着た人の足もと、中庭の木々の下、花嫁さんの髪飾りを大きく揺らして、水たまりみたいなきらきらを散らす。今日はた…

 しあわせの理由/グレッグ・イーガン

しあわせの理由 (ハヤカワ文庫SF)作者: グレッグイーガン,Greg Egan,山岸真出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2003/07メディア: 文庫購入: 16人 クリック: 266回この商品を含むブログ (202件) を見る先に『ディアスポラ』を読んでいたのですが、どうしても前…

 夢の中で

思いを巡らせることもなく、好きなものはたくさんあって、と当たり前のように感じているけれど、実はほんとうに好きなものなんて、すごく少ないのかもしれないと思う。好きっていう気持ちの本当を証明することなんてできないし、それは自分自身に対しても、…

 Lost and Found/Daniel Johnston

このアルバムは、トリビュート盤に継ぐ「待望の」新作で、私がはじめてリアルタイムで聴くことができたダニエル・ジョンストン作品でもあります。一言でいえば「すげーいい」です。どこから聴いてもダニエル。 絶妙に壊れてて、楽しくて、かなしく、いとおし…

 トートとコフレ

都会に出たのでクリスマスコフレとか予約したりしました。って、もうそんな時期なんだ。年末のデパートはお祭りみたいでいい。年末はおいしいもの買い込んで引きこもろう、なんてわくわくしながら帰宅。 帰宅して、みつばちトートを受け取る。うう、かわいい…

 月

今の会社に入って最初の仕事がひと段落したので、今日は出先から直帰で映画。直帰最高。見終わるともう夜になっていた。 横断歩道で立ち止まる、視線の先の、赤信号にかかる月。ぼんやり見てると、どんどん体が小さくなっていって、 大気圏を抜けたところで…

 悪魔とダニエル・ジョンストン

ぼんやりした画面に、幼いダニエル・ジョンストンが映って自己紹介する。この映画は新しく撮影されたインタビューと、ダニエル自身が撮り、録りためた膨大な記録によって構成されているのだけど、現在と過去が同じ密度を持ってそこにあり、見た目はすっかり…

 やりたいゲームが

たくさんありすぎる。まだまだ知らないことはたくさんあって、世の中は広いなと思った。 それにしても年末発売予定多すぎる。ハードもソフトも。 とりあえず家でやるゲームにはしばらく困らないつもりなので、やりたいのから優先して買うとして、個人的にネ…

 ワイドショーのナレーション

TV

ワイドショーとかで、「手紙」などを読み上げるナレーターの声が嫌いだ。 妙に感情がこもっていて、でもその言葉とどんどん離れていくような読まれ方。そうやって演出されることで、フィクションになる。でもそれって意訳じゃないのかと思う。落ち着かない。…

 女の子の食卓1巻/志村志保子

女の子の食卓 1 (りぼんマスコットコミックス クッキー)作者: 志村志保子出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/10/14メディア: コミック購入: 3人 クリック: 39回この商品を含むブログ (100件) を見る本屋さんで平積みになってたので買ってみた。すごい良か…

 ヴィンランド・サガ3巻/幸村誠

ヴィンランド・サガ(3) (アフタヌーンKC)作者: 幸村誠出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/10/23メディア: コミック購入: 5人 クリック: 20回この商品を含むブログ (146件) を見る待ちにまった3巻。 ヴァイキングたちにとっての「戦」というものがどういう…

 忘れてない

今日みたいな天気の日は、外歩くのが楽しい。高くて、透き通った青い空。つめたい空気のにおいにいろんなことを思い出す。久々にヘッドフォンして歩く。音楽があるだけで、通勤電車が遠くなる。 → 音楽といえば、最近ザゼンのこと書いてませんでしたが、そろ…

 手が届かない言葉

言葉で表現することと、言葉を理解することは、別のことなのかもしれない。 「会話」が難しいのは、その二つの異なる作業を同時にこなさなければいけないからで、そして、つい「言葉」にばかり気を取られると、その言葉が選ばれるまでの理解や表現、つまり意…

 図書館戦争NARUTO説

堂上&小牧を指して「無愛想なイルカ先生とやさしいカカシだ」と言った妹の台詞が言い得て妙だなと思って、あらためて考えてみると『図書館戦争』の主要登場人物は他にも手塚がサスケで柴崎がシカマルで、と、うまいぐあいにはまる気がする。もちろん郁はナ…

 盗みぎき

エクセルシオールで、「しあわせの理由」(ちょう面白い)を読みながら聞こえてきた会話。 「お姉ちゃんがさぁ、どうぶつのもり?ってゲーム?をやってるらしくて」 「森の中で動物飼ってるらしいんだけどさ」 うんうん、へえ、飼うは違うよ、なんて聞き耳た…

 方南町

言葉を読んでいる夢を見た。本か、手紙か、ネットか、ともかく字をたどりながらずっと、声が聞こえていた。知らない声。でも誰だかわかっていたような気がする。「方南町」を「ほうなんのまち」と読んだところで、それが声だということがわかる。視覚音との…

 「意志する」

日立製作所は6日、暗算や暗唱などによって生じる脳内の血液量の変化を電圧信号に変えることで、鉄道模型の電源スイッチの「オン」「オフ」を切り替える実験に成功した、と発表した。 (略) 暗唱、暗算などの脳活動ごとに活動する脳内部位が微妙に異なるため…

 こっこさん/こうの史代

こっこさん作者: こうの史代出版社/メーカー: 宙出版発売日: 2005/02/10メディア: コミック購入: 4人 クリック: 18回この商品を含むブログ (107件) を見る雄鶏「こっこさん」とやよいとその家族のお話。しんみりすてきになったところで、落とす、その落とし…

 いつも「何か」のはなし

朝起きたときはまだふらふらしていたけども、一日過ごしたら、ようやくちょっと冷静になった。昨日の感想、我ながらちょっと感傷的すぎるんじゃないの、と思う(けど消さない)。 そんくらい、驚きだった。なにしろゲームやってまともに泣いたの初めてだし。…

 The Afghan Whigs

1965アーティスト: Afghan Whigs出版社/メーカー: Sony Mod - Afw Line発売日: 1998/10/27メディア: CD クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る久々に聞いたら、やっぱすごく好きだと思った。このアルバムについては、前にも一度書いたことがあるん…

 愛はさだめ、さだめは死/ジェイムズ・ティプトリー・Jr

愛はさだめ、さだめは死 (ハヤカワ文庫SF)作者: ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア,浅倉久志出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1987/08メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 99回この商品を含むブログ (79件) を見る「たったひとつの冴えたやりかた」にしろ…

 CROSS†CHANNEL

ついさっき、おわった。 今だから、というのもあるんだろうか。わからない。でもあると思う。なんというか、出来上がりかけてた琴線のようなものに、触れる、というのじゃなく、染む込むようにして、色が変わってしまったと思った。 何を大げさな、と思うか…