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「お嬢さん」

監督:パク・チャヌク 監督が原作「茨の城」(サラ・ウォーターズ)を映画化するにあたって、 「もちろん原作の物語も大好きだったけれど、私がいち読者として、いち視聴者として、こういう物語がみたいな、こういう結末になったらいいのに、というストーリ…

「LA LA LAND」

監督:デミアン・チャゼル ライアン・ゴズリングのファンでミュージカル映画も好き、というわけですごく楽しみにしていた「LA LA LAND」、公開初日だった金曜日に見に行ってきました。 アカデミー賞歴代最多タイとなる14部門ノミネートという追い風もあって…

「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」

昨年は夏休み中にシリーズを予習して『フォースの覚醒』公開に臨み、結果とても楽しく見ることができたのですが、それもこのビッグウェーブに乗りたいという気持ちのなせる業であり、実は私はスターウォーズシリーズに対してそれほど思い入れがあるわけでは…

 2016年に見た映画ベスト10!

今年は「今年ベスト!」って言いたくなる映画が本当にたくさんある年でした。昨年もそんなこと言ってた気がするけど、今年は特に、上半期から、今年ベスト!って叫びたくなる作品が多かった。→ちなみに上半期のベスト10はこんな感じだった好きな順に、ちはや…

この世界の片隅に

監督:片渕須直 原作も素晴らしかったけれど、その印象をこれ以上ないほど丁寧にアニメという表現で再現してみせてくれた、これもまた素晴らしい映画でした。 こわい場面もたくさんあったけれど、映画を見終わった瞬間、私の中に残っていたのは「生活をしよ…

 永い言い訳

小説家の男が、妻の死をきっかけにある父子と出会うお話。 先日会った友人に、絶対見た方がいいよ、と背中を押されて見に行ってきた。 夜にご飯の約束が入っている日の昼間に油断した気持ちで見に行ったのだけど、開始早々、気持ちの隙間のような部分にサッ…

全員主役映画/「HiGH&LOW」と「スーサイド・スクワッド」

物語よりも、キャラクターが残る「キャラ先行型映画」というのが最近の流行なのかなと漠然と思うことがあり、それを特に強く感じたのが「スーサイド・スクワッド」を見たときに「HiGH&LOW」みたいだなと思った瞬間だった。 どちらも映画の冒頭にキャラクター…

君の名は。

新海誠監督の作品を初めて見たのはデビュー作の「ほしのこえ」で、確か先に制作にまつわるインタビューを見てからだったので、これを1人で作れるのかということに驚きながら見たという印象の方が強い。個人的にはその後、佐原ミズさんによって漫画化されたも…

「シングストリート 未来へのうた」

「はじまりのうた」のジョン・カーニー監督最新作「シング・ストリート」を、閉館間近のシネクイントで見ました。 音楽をテーマにした作品を撮り続けている監督ですが、今回の「シング・ストリート」は監督の半自伝的な作品とのこと。 これが本当にすばらし…

2016年の空想科学映画「シン・ゴジラ」

最高でした。 こんなゴジラ映画が見たかったんだよーと思うゴジラ映画だったし、こんな庵野監督作品が見たかったよ!と思う庵野映画だった。 庵野監督が樋口真嗣監督と組んでゴジラの新作映画を撮る、という話を知ったのは昨年の4月1日のことで、日付からい…

「FAKE」

森達也監督の新作、『FAKE』を見ました。 なんとドキュメンタリー映画を撮るのは「A2」以来15年ぶりとのこと。 書籍はコンスタントに出ている印象だったので、映画がそんなに久しぶりとは思わなかった。 たしか「世界が完全に思考停止する前に」*1の後書きに…

最近みた映画3本

感想書いてないのが溜まってきたのでまとめて3本。■レヴェナント: 蘇えりし者 友だち3人で見てきました。 熊に襲われて半死の状況になってからよみがえるお話。 熊に襲われるシーンはわりと冒頭にあるのですが、映画を見ているときは、熊怖い、死んじゃう、…

 リップヴァンウィンクルの花嫁

監督:岩井俊二岩井俊二作品を見るようになったのは高校時代のことで、その後、映像系の学校に進学したのもその影響があったような気がする、というくらいにはとても好きだった。 とはいえ長らく見返していなかったし、いまあの世界観に触れることで自分がど…

 ちはやふる 上の句

「ちはやふる」は漫画も毎巻買っていて、アニメも見ている大好きな作品なのですが、実写映画については当初、見るつもりはありませんでした。 これまで、好きな作品の実写化であればわりと積極的に見てきましたし、漫画の実写化にも好きな作品はたくさんあり…

 マジカル・ガール

「日本の魔法少女アニメの主人公に憧れる少女が出てくるスペイン映画」という前情報だけで見に行ったので、前半は「あれ?そういう話?」ってなることの連続で、よい意味で裏切られる結果となりました。 内容は極力頭に入れずに見たほうが絶対に面白い映画だ…

 ロブスター

監督:ヨルゴス・ランティモス結婚していなければ「動物」にされてしまう、という設定の管理社会を描いた物語。 映画は、妻の心変わりで離婚することになった主人公が「再教育施設」のようなホテルに送られ、そこで次の伴侶を探すことになるところからはじま…

 同級生

中村明日美子さんの同名コミックのアニメ映画化作品を、ちょっと前のことですが見てきました。 私はもともと原作が好きで見に行ったのですが、中村明日美子さんのあの美しい線画の印象そのままにアニメになっていたことにまずは感動してしまいました。原作を…

 キャロル

監督:トッド・ヘインズ大好きなケイト・ブランシェットが出ているし、映画のビジュアルを見たときから、その色合いがすごく好みだったので楽しみにしてい田作品。 とても美しい映画で、見ている間ずっと見とれていた気がします。 50年代のニューヨークを舞…

火星の人/オデッセイ

映画「オデッセイ」の宣伝がはじまった頃、たぶんtwitterのTLでその原作が「火星の人/The Martian」というタイトルの小説であると知り、そのシンプルなタイトルと、どちらかといえば感動大作のような雰囲気に見えた映画の予告とのギャップが気になって、ま…

 2015年に見た映画ベスト8!

2015年はちょっとばたばたしていてあまり映画の感想を書けていなかったので、ベストを挙げることで今年のまとめにしたいと思います! キリが悪いけどしぼれないので、9作品べスト8で。 8位「フォックスキャッチャー」 好きな映画、というわけではないのだけ…

 「海街diary」

監督:是枝裕和 ずいぶん前に見たのでかなり記憶がぼんやりしてしまっているのだけど、今年見た映画の中でも特に好きな作品だったので、感想を書いておきたいと思って書きました。 原作に忠実というわけではないけれど、連作短編に近い原作をとてもうまくま…

 恋人たち

監督:橋口亮輔 最近、映画や物語には、その世界に自分がいないからこそ、ただ物語として受け取ることができて楽しい、という種類のものがあるなということを考えていて、そういう意味でこの「恋人たち」は、それとは正反対の、確実に自分がいる世界のお話だ…

 チャッピー

監督:ニール・ブロムカンプ 日本版ではカットされたシーンがある、という騒動があったことで、自分が感想を楽しみに読んでいるような人が見に行っていなかったりするのが寂しい「チャッピー」ですが、人工知能は好きなテーマなので公開してわりとすぐ見に行…

 フォックスキャッチャー

監督:ベネット・ミラー 見終わってからかなり経ってしまったけど折に触れて思い出す映画。 兄弟でオリンピックで金メダルを獲得したものの、その栄光を集めるのは社交的で人格者の兄デイヴである、ということに、兄を慕いつつも鬱屈とした気持を抱えている…

 セッション

監督:デイミアン・チャゼル 名門音楽学校に通う主人公と鬼教官の物語。面白かったです。 【内容に触れています】 ジャズドラムを専攻(?)している主人公は、学園一のバンドを率いる教師フレッチャーに出会い、とにかくひたすらしごかれる。偉大なドラマー…

 シェフ〜三ツ星フードトラック始めました

監督:ジョン・ファヴロー 最高でした。見てる間ずっと幸せな気持ちで、ずっとにこにこしながら見ていたと思う。 老舗レストランをやめた主人公が、フードトラックでキューバサンドを作って売る、旅の過程を描いたロードムービー。料理シーンはテンポよくて…

 はじまりのうた

TLでの評判がよくて気になってみてきました。いい映画だったー! 音楽の才能にあふれたカップルが商業デビューをきっかけに上京したものの、いろいろあって恋人を失い失意のどん底にいる女性。彼女が、もう一人の主人公である「自分で作ったレコード会社を首…

 ベイマックス

ベイマックスのデザイン見た時点で最高だろうな〜と思ってたけどやっぱり最高だった「ベイマックス」最高でしたよ…! 主人公の天才少年が兄の遺したケアロボット、ベイマックスと兄の研究室のメンバーとともに、ある事件を解決するというお話。 主人公のヒロ…

 「6才のボクが、大人になるまで。」

2015年初映画は、昨年末のタマフルシネマランキングで気になって友人もおすすめしていた「6才のボクが、大人になるまで。」でした。 リチャード・リンクレイター監督といえば、同じ俳優で9年ごとに撮り続けているというビフォアシリーズが有名だと思いますが…

 2014年に見た映画ベスト6!

2014年に見た映画でもまだ感想を書けてない作品が多いのですが、年の瀬ということで特に好きだったベストを考えてみました。毎年だいたい3本に絞るんだけど、今年はちょっと絞りきれず、半端ですかベスト6で…! 6位「新しき世界」 見たのは3月のことだという…

 ゴーンガール

監督:デヴィッド・フィンチャー ネタばれを避けるために出来る限り早く行った方がいい、って書いてあるのをtwitterのTLで見た気がしたので(誰かのRTだったので探せず)、初日の会社帰りに見に行ってきました。面白かった。という言葉が適切なのかわからな…

 ジャージー・ボーイズ

監督:クリント・イーストウッド「Sherry」や君の瞳に恋してる、の邦題で知られる「Can't Take My Eyes Off You」で知られるフォー・シーズンズの歴史を描いた舞台の映画化で、舞台版のメインキャストを起用しているだけあってとにかく歌がすごい。フォー・…

 「インターステラー」

監督:クリストファー・ノーラン クリストファー・ノーラン監督の映画はわりと好きな作品が多いのですが、好きな作品でも腑に落ちない所がわりとあって、ついでに登場人物の誰にも感情移入ができない…、ということが多いよなーということを見終わってから考…

 恋はデジャ・ヴ

恋はデジャ・ブ [DVD]出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント発売日: 2011/01/26メディア: DVD購入: 4人 クリック: 21回この商品を含むブログ (42件) を見るタイムループものとしてよく名前があがっていて見たいと思っていたのですが、最…

 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

楽しかったー! なにかスカッとするものが見たいな〜と思っていたところのGoGは大正解でした。予告をみた段階ではアライグマかわいい映画なのかなとちらっと思ったりもしてましたがそういうのではなかった。とにかくスカッと楽しくて、たくさん笑えて要所…

 「GODZILLA ゴジラ」

監督:ギャレス・エドワーズ やったー! 面白かったです! ゴジラシリーズは弟が好きで、子どもの頃によく見ていました。とはいえテレビでやっていたのをビデオにとったものを繰り返し見ていたり、弟が親にねだりまくって借りてもらったレンタルビデオで見た…

 「her 世界でひとつの彼女」

監督:スパイク・ジョーンズ 映画を見ながら、さまざまな考えごとの扉が開いていくような、とても面白い作品でした。 近未来のLAを舞台に描かれる、人工知能が搭載されたOSに恋をした男性セオドアの物語。主人公は別居している妻への思いを引きずっている状…

 チョコレートドーナツ

監督:トラヴィス・ファイン 薬物中毒で収監されてしまった母親に置き去りにされたダウン症の少年が、ゲイのカップルとともに暮らし始め、信頼関係を築いていく…という実話をもとに描かれた作品。 1970年のお話ということもあって、歌手を目指す主人公のルデ…

 グランド・ブダペスト・ホテル

監督:ウェス・アンダーソン とっても面白かったです。 ある作家の墓前でその著書を開く少女、そしてその作家が聞き取った物語、そして物語の中の世界、と3重の入れ子構造になった映画でその3つの世界(現在の部分はとても短いのだけど)の描き方の違いひと…

 アクトオブキリング

監督:ジョシュア・オッペンハイマー タマフルを聴いて気になった作品。金曜日の夜見に行くには少々思いかなと思いつつ向かったのだけど、少々どころではなく重かった。見て良かったと思ったけど人におすすめするというのも違う気がする。でもきっと忘れずに…

 「LIFE!」

監督:ベン・スティラー 実在した雑誌「LIFE」誌で働く妄想癖のある主人公が、現実の冒険へ旅立つことになるお話。予告を見て、なんとなく「書を捨てよ町へ出よう」というようなお話なのかなと考えていたのですが、予想はすっかり裏切られました。 時間経過…

 『LEGO® ムービー』/かけなかった似顔絵のこと

監督:フィル・ロード/クリストファー・ミラー レゴのキャラクターが動くだけでなくレゴでできた世界が動いている、というのはもちろん初めて見る映像で、ちょっとおそろしいくらいの迫力だった。情報量があまりにも多くて、今回は2D吹替え版を見に行ったの…

 アナと雪の女王

吹き替えで見ました。たのしかったー! 物語は、生まれつきものを凍らせる魔法をもつ姉エルサとその妹アナのお話。 序盤の、姉妹の幼少期から現在までを説明する展開は短いのにすごく濃密で、特に「雪だるま作ろう」の歌とともに成長を見せて行くとことか冒…

 新しき世界

雪と雪の間くらいに見に行きました。 かなり話題になっていると思うので、ある程度内容にも触れてしまう感想になると思うのですが、どのくらいストライクかは人によるとはいえ、気になっているのならぜひとお勧めしたい映画だと思います。 この映画を見終わ…

 ウルフ・オブ・ウォールストリート

監督:マーティン・スコセッシ 面白かった! 約3時間という上映時間に若干ひるんでいたんですが思い切って行ってよかったです。なんといってもレオナルド・ディカプリオがノリノリで最高と最低を演じていたのが最高でした。 あまりにもノリノリなので、見て…

 オンリー・ゴッド

大好きなライアン・ゴズリング出演ということで見てきました。「Only God Forgives」という原題がオープニングに出てくることで、テーマはある程度推測できるものの、超残酷映像と美しい青と赤、現実と妄想が手を組んで混ざり合って別の色になっていくかのよ…

 もらとりあむタマ子

監督:山下敦弘 年末に見ました。 「苦役列車」に続く、前田敦子さんと山下敦弘監督のタッグ作。 「苦役列車」での独特の佇まいも印象的でしたが、この「もらとりあむタマ子」は、アイドル前田敦子から女優前田敦子への過程に欠かせない作品になったのではな…

 ゼロ・グラビティ

監督:アルフォンソ・キュアロン 初めてのIMAX3Dで見た映画です。映画見るときは眼鏡かけるので眼鏡on眼鏡になる3D映画は敬遠しがちだったのですが、これは友人やタマフル映画評を参考にIMAX3Dでみて本当によかったなーと思いました。 宇宙空間でのサバイバ…

 2013年に見た映画ベスト3!(+TOP10)

2013年に見た映画も後半はまだ感想かけていないのですが、今年のうちにベスト3を決めておきたい、と思います。 まず最初に順不同でベスト10を選ぶなら入れたい作品7つ。 「セレステ∞ジェシー」「魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」「ふがいない僕は…

 クロニクル

Twitterなどでの評判を読んで見に行った映画。主演のでハーンさんの目がとても印象に残っている映画です。 鬱屈とした日々を送っている主人公が手に入れたカメラで自分を写すところから始まる物語。人付き合いが苦手な主人公と、いろいろと手を焼いてくれて…