2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

 blemish/David Sylvian

JAPANはほとんど聞いたことがないのだけど、そのヴォーカリストであったデヴィッド・シルヴィアンの声が、私はとても好きです。雨の日のビロードみたいな声。その声をじっくりと聴きたいときに、一番いいのがこのアルバムだと思う。ブレミッシュアーティスト…

 のはらのはらの/雁須磨子

いつも楽しみにしてるラシさんの日記で紹介されてたので(コチラ)、読もうと思った漫画。ありがとうございます。読んでよかった。のはらのはらの (ミリオンコミックス)作者: 雁須磨子出版社/メーカー: 大洋図書発売日: 2003/09/01メディア: コミック購入: 6…

 サッカー

「昨日はおしかったよねー」とか突然言われて「え?」と思ってもこの時期はだいたいサッカーの話なので注意しなきゃと思った。サッカーは好きなのでワールドカップもわりと見てるけど、特に思い入れはなく、日本戦もいちおう見た程度。でも今日の面白かった…

 恋愛は面倒

「『恋』は瞬発力。相手の愛情、時間、興味、肉体、その他あらゆるものを自分に向けたい、手に入れたいというパワフルな欲望。『愛』は持続力。相手に何かしてあげたい、優しくしたい、助けたい、守りたいというパワフルな感傷。相反するがごとき互いの『恋…

 もやしもん1〜3巻/石川雅之

「もやしもん」、人気だよねぇ、と思いつつ、石川雅之さんの漫画は『週刊石川雅之』しか読んだことなくって、そのせいで良くも悪くも「つかみ所がない」イメージがあったのでなかなか手に取らないでいた。読めば面白いんだろうなと思いつつ、内容が想像でき…

 「ヘブン…」/鈴木志保

「世界の果てのゴミ捨て場」に住んでいる女の子と、ゴミ捨て場に新しくやってくる様々なものたちの物語。 世界の果てのゴミ捨て場での日々は、静かで、ひんやりとして、でも日だまりのようでもある。その安心は、自らに価値を見いださないことへの赦しなのか…

 楽しい食事

仕事の後に、二回目の「TAKE OFF」を見に下北へ行く。 舞台の後、何か食べようということになって、居酒屋へ。下北で働いてたときよく行ったお店なのだけど、真ん中にキッチンがあって、二人連れだとだいたいキッチン前のカウンターに通される。そして、席の…

 KKP「TAKE OFF〜ライト三兄弟〜」@本多劇場

作/演出/出演:小林賢太郎(ラーメンズ) 出演:オレンヂ(フラミンゴ)/久ヶ沢徹 二回目行ってきました。(前回 → id:ichinics:20060604:p1)。あらすじを知っているにも関わらず、やっぱり面白い。ストーリーはシンプルすぎるほどにシンプルで、伏線もあ…

 すべての物語はあなたのためにある

人力検索はてなで気になってた質問。 小説が好きな方、嫌いな方。 私は基本的に小説というものを読みません。 理由は(1)表現が回りくどい。(2)ある程度読んでつまらないと思った作品だと、それまでの時間が無駄に感じる(3)立ち読みして面白そうなの…

 リンク元とか

リンク元とか検索ワードとか見るのは楽しいので結構見てるのですが「あー、それ書いたけどその検索語じゃ見つからないかも…」とか「それはないですごめんなさい」とか、検索してるひとにいえないのが歯がゆかったりする。「人の名前+写真」とかもよくあるの…

 図書館の水脈/竹内真

図書館の水脈 (ダ・ヴィンチ・ブックス)作者: 竹内真出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2004/04メディア: 単行本 クリック: 97回この商品を含むブログ (29件) を見る「村上春樹好きならぜひ」と、友人におすすめされて読んだ。「トリビュート村…

 絶望先生4巻

さよなら絶望先生(4) (講談社コミックス)作者: 久米田康治出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/06/16メディア: コミック購入: 3人 クリック: 19回この商品を含むブログ (290件) を見るででた。 毎回カバーを外して小森さんにしかられるのが楽しみだ。 恵方…

 春・音の光 〜川(リバー)スロバキア編〜

監督/演出:佐々木昭一郎 イタリア編、スペイン編とづづいた「川(リバー)」シリーズの3作目で、先日見た「四季・ユートピアノ」の延長線上にある物語。中尾幸世さん演じるピアノ調律師のA子がスロバキアの人々とのふれあいを通して音を見つけていきます…

 罪悪感なんて役に立たない

罪悪感の話。またか、という感じですけど、もうちょっと。 11日の文(id:ichinics:20060611:p3)へいただいた反応を読んでまず気付いたのは、私はたぶんmichiakiさんの書かれていた『「自分は世界の悲惨を知りつつ何もしない」と「自分は良い人間」は両立し…

 ぶらんこ乗り/いしいしんじ

ぶらんこ乗り作者: いしいしんじ出版社/メーカー: 理論社発売日: 2000/12メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 41回この商品を含むブログ (98件) を見るいしいしんじさんの、2000年に発表された初めての長編小説。 久しぶりに読み返したのだけど、ああそうだ…

 ZAZEN BOYS@ZEPP TOKYO

約二か月ぶりのMATSURI SESSIONに行ってきました。 駅を降りると磯のにおい。ランドマークともなる観覧車のふもとにZEPP TOKYOはあるわけですが、3rdアルバムでの印象的なモチーフが「warter front」だっただけに今回のザゼンボーイズ@お台場はおあつらえ…

 パプリカ/ケモノヅメ 覚え書き

『パプリカ』はいつから放送開始だろーと思ってマッドハウスのHPとか見てたら、なんか勘違いしてたみたいで、WOWOWでやるのは湯浅政明監督の新作『ケモノヅメ』の方だった。これ↓ちょっと行きたいな。 ちょっぴりだけど先に見せます『ケモノヅメお披露目会』…

 ビッグコミックスピリッツ 2006/28号

表紙&綴じ込みグラビア 堀北真希×黒木メイサをシノヤマキシンがという写真集の予告みたいなグラビア。いいです。いいよ! 写真集ちょっとほしいかも。 日本沈没 災害が起きた後の人々の心理状態を解説する言葉が興味深い。「日本の首都圏という社会は言いよ…

 四季〜ユートピアノ〜

監督/演出:佐々木昭一郎 本当に、素晴らしい作品だった。私はこれを見たことを、きっと忘れないと思う。 この作品で描かれる、ひとつの音と季節を巡る、榮子という少女の物語は、ドキュメンタリーのような、物語のような、夢のような、不思議なリズムで描…

 恋愛SLGって

好きなキャラクターがいなくても盛り上がれるものなんだろうか。例えば乙女ゲーといわれるようなのをいくつかやったことがあるけども、結局盛り上がれたのはGSのみな気がする。GSは妹とわーわー言いながらやるのが楽しかった。EVS効果もあると思う。2はどう…

 雨の速度

友達とドライブに行く。走る車の窓を伝う雨は、見始めるとついつい夢中になってしまう。タン、がったい、がったい、スピードあげて、流れる。あっちも、こっちも。梅雨の空気が苦手だけど、雨の音は気持ちいい。 だいじょうぶだよ、って一言が欲しくて、ずう…

 アルパカ

アルパカがかわいい。昨日テレビでアルパカがサッカーしている映像が流れてて、それ見てときめいた。アルパカかわいいよ。だきしめたい。 http://images.google.com/images?q=%83A%83%8B%83p%83J&ie=Shift_JIS&hl=ja

 今昔バトン

kissheeさんにいただきました(id:kisshee:20060611:p1)。ありがとうございます。今回は「今昔バトン」。たぶん今も昔も、そんなにかわりはないと思うのだけど、昔の自分て客観的にしか覚えてないんですよね。不思議。 では早速。 あなたは昔何系でしたか?…

 罪悪感について/未整理

先日の罪悪感についての話に、michiakiさんから応えていただいた文章があって、その後すぐ書きかけた文があったのだけど、その後のmichiakiさんとこの流れを読んでたら、あーなんかたぶん論が緩いのは私だよね…とかビビって間があいてしまいました。でも懲り…

 シグルイ1巻〜6巻

漫画:山口貴由 原作:南條範夫昨年各所で話題だった「シグルイ」をやっと既刊分読み終わった。オフとかで気長にそろえればいいかーと思ってたんだけど、1巻だけ見つけて読んだら続きが気になっちゃってつい大人買い。表紙が裸祭りなので外で読むのは恥ずか…

 Elephant Shoe/ARAB STRAP

なんだかやたらと男の子たちに人気があるけれど、女の子にはいまいち人気ない、というものはいくつかあって(もちろん逆も)、性差というものが具体的にどのようなものなのか私にはよく分からないのだけど、例えば女の子特有の楽しみや悲しみがあるのなら、…

 活字メディアとwebと文章

はてなブックマークで知った記事。 出版業界の原稿料相場については、ご存知ない方が多いと思いますので、ちょっと説明しておきましょう。この業界では原稿料を400字詰め原稿用紙一枚の価格で計算します。 だいたい、400字詰め原稿用紙一枚あたりの価格で500…

 アフタヌーン7月号

一回買い逃してからしばらく買ってなかったのだけど、久々に。9月号から黒田硫黄、10月号から小原慎司さんの新連載、だしね。ただ、アフタヌーンはコミックスで買ってるのが多いので、間あけちゃうと読むのもったいないなぁ。 げんしけん ついに最終回!「…

 向こう町ガール八景/衿沢世衣子

向こう町ガール八景作者: 衿沢世衣子出版社/メーカー: 青林工芸舎発売日: 2006/03メディア: コミック購入: 2人 クリック: 74回この商品を含むブログ (74件) を見る『アックス』や『コミックH』に発表された作品を中心とした短編集。 いつも乗る電車から見え…

 今晩は

夕食 無印の「好みの濃さで飲むスープ」は粉末で分量が調節できるので料理に使いやすい、というのがウリなようなのだけど、普通にスープとして飲んでもおいしい。 今日はそれのトマトスープでチキンライスを作ってオムライスにしてみた。もともと塩分が足り…