2006-01-01から1年間の記事一覧

 アルゼンチンババア/よしもとばなな

アルゼンチンババア (幻冬舎文庫)作者: よしもとばなな出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2006/08メディア: 文庫 クリック: 26回この商品を含むブログ (110件) を見るずっとこの本は小説でなくてエッセイだと思い込んで手をつけてなかったんだけど、映画化され…

 bonobos@SHIBUYA AX

初めてのボノボライブ。実はまだ最新アルバムを聞いてなかったのですが、大好きになった1、2枚目の曲もたくさんやってくれて、なんだかずいぶん楽しかったです。 最初は、ボノボってけっこう堅いというかまっすぐな音んだな、なんて冷静に聞いていたのだけ…

 空中キャンプさんへ、サントラ

空中キャンプ映画賞が決定しましたー。 空中キャンプ - 2006年の映画をふりかえる/結果発表 http://d.hatena.ne.jp/./zoot32/20061220#p1 おー、ちょっと意外な結果だ。特にクラッシュ。1位だと思ってた。 実は自分のセレクション(id:ichinics:20061214)…

 緩んだ

今日は妹と髪切りにいった。最近びよういんばっかり行ってる気がするんだけど、それは髪型云々というより、トリートメントについてる美容師さんのマッサージ目当てだったりします。10分千円の簡易マッサージ店などよりよっぽどうまいし、しかもかなりみっち…

 文化庁メディア芸術祭/平成18年度受賞作品発表

art

受賞作品一覧はこちら(http://plaza.bunka.go.jp/festival/sakuhin/index.html) → エンターテインメント部門は「大神」。前の前のゲームショウでさわったっきりだけど、きれいなゲームだったな。感覚で操作できるとこがすてきだった。やりたい。それから優…

 大友克洋書き下ろし@BRUTUS

BRUTUS (ブルータス) 2007年 1/15号 [雑誌]出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2006/12/15メディア: 雑誌 クリック: 16回この商品を含むブログ (38件) を見るで、思わず買ってしまった。いつ見てもいい画だ。こういうタッチに弱いです。CGはしっくりこ…

 The Telescope/HER SPACE HOLIDAY+PCP

HSH(マーク・ビアンキ)が書いた物語にイラストレーターのpcp(北沢平祐)が絵をつけ、さらにマークが音楽を重ねた音楽絵本という企画CD。PVも収録されています。 物語はシンプルなボーイミーツガールと青い鳥形のお話で、PVはそれを描いたものです。やさし…

 よつばと! 6巻/あずまきよひこ

よつばと! (6) (電撃コミックス)作者: あずまきよひこ出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2006/12/16メディア: コミック購入: 13人 クリック: 64回この商品を含むブログ (662件) を見るよつばは じてんしゃ をおぼえた! の巻。 読みながらにやける。…

 ドーナツ

ぼぼ、ぼーなすがでた。びっくり。まだ入って二か月程度だから、全然きたいしてなかったんだけど、もらえた。寸志じゃなかった。なんでだー。思わず「いいんですか?」とか聞いちゃった。ぐふ、とか笑ってしまった。 あんまり浮かれてたので、なぜかスタバで…

 yom yom/ヴォネガット/キヴォーキアン先生

新潮社から(新潮文庫から、となってる)創刊された文芸誌の第一号を読んでいます。赤い表紙も装幀もかわいくて、そそられる。ラインナップも適度に広い層にうけそうだし、何より軽いのがいいです。 最初に読んだのはヴォネガットの「キヴァーキアン先生、あ…

 ことしの映画をふりかえる(ベスト10)

そんなこといいつつ、往生際悪くベスト10も選んでおきます。 今年劇場で観た映画は42本。去年が41本(id:ichinics:20051223:p2)で、安定したペース。が、見逃したのがたくさんあったせいか全然見れてない気がする。 あと今年はアニメ映画を既に6本みていた…

 2006年の映画をふりかえる

空中キャンプさん(id:zoot32)の企画「2006年の映画をふりかえる」。今年も参加させていただきます。(昨年のはid:ichinics:20051223) 1. 名前(id、もしくはテキトーな名前)/性別 id:ichinics/女 2. 2006年に劇場公開された映画でよかったものを3つ教…

 鈴木先生 1巻/武富健治

鈴木先生 (1) (ACTION COMICS)作者: 武富健治出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2006/08/11メディア: コミック購入: 12人 クリック: 328回この商品を含むブログ (316件) を見る面白かった! なんだか不思議な漫画でした。まっとうすぎてまっとうじゃなくなって…

 新宿駅南口

人混みの中をうまく歩くには、立ち止まらないことが肝心だ。立ち止まったそばから流れは淀み、分裂し、人々の間に苛々の静電気が立ちのぼる。摩擦があり、行き先を見失った人が回転する。うまく歩く人はもうずっと先にいて、声をあげることもなく振り返るこ…

 イカとクジラ

監督:ノア・バームバック 監督はウェス・アンダーソン作品に共同脚本で参加(「ライフ・アクアティックなど)していた人で、今回はウェスさんが製作で参加しています。それと、元LUNAのディーンが音楽で参加しているというのを聞いて、これは見にいかなきゃ…

 何か忘れてるような気がする

年末ってやっぱいそがしい…。サラリーマンであるとはこういうことなのかとか今さら思う。 あちこちで今年の総括みたいなのを見かけるたびに、ちょっと待って、神様と、特に引き止める理由はないんだけど思って、もうちょっと、だってまだ、いろいろ…とかおろ…

 「Eraser」リミックス

idiot computer(http://www.idiotcomputer.jp/)様経由でRadiohead/トム・ヨークのソロアルバム「Eraser」のリミックス情報を知りました。先日聴いたのは(id::ichinics:20061207:p2)やっぱRadiohead新譜じゃなくて「The Clock」のSurgeonリミックスだっ…

 佐々木昭一郎作品再放送

佐々木昭一郎作品が日本映画専門チャンネルにて再放送されるそうです。コメント欄(http://d.hatena.ne.jp/ichinics/20060616#c1165895302)にてゆきだるまさんに教えていただきました。感謝。 詳細はこちら(http://www.nihon-eiga.com/0612/0612_05.html)…

 僕たちは歩かない/古川日出男

僕たちは歩かない作者: 古川日出男出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/12メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (85件) を見るハードボイルドワンダーランドから抜け出し、世界の終わりに集う料理人たちのお話。挿絵が多いせい…

 なんでもない日ばんざい

まずはじめに、それはいわゆる「悲観的」とされるような意味あいではありません。 生き始めて、生き終わる、ということを1日の流れに例えるなら、この1日はすでに暮れ始めている、というだけのことです。ついでに言えば季節によって日照時間の異なるように…

 グレート・ギャツビー

作:スコット・フィッツジェラルド 訳:村上春樹最初に読んだのは中学生時代、どこかで村上春樹が「特別に好きな作品である」、と話しているのを読んだからだった。しかし、その当時の私には些か遠い話に思えたし、正直、それほど面白い話だとは思えなかった…

 今年を忘れる

昨日は仕事がどさーときたので、9時頃までやって、その後前の会社の人たちとの忘年会に合流。なんかたいへんそうだった。けど、そのたいへんさがすでにどこか他人事になってる自分もいて、つめたいなーと、思う。 前の職場は、なにかというと感情をあらわに…

 ポテトチップス愛

「ヘルスライフビジネス」という健康食品の情報を扱う新聞の10月15日に載っていた社説であった。社説によれば、実は非公開ながら大手スナック菓子メーカーの研究で、ポテトチップスには今話題のアミノ酸GABAと葉酸がたっぷり入っていることが判明したという…

 おまけの人生

TV

「世界一受けたい授業」で桜木晃彦という先生が、骨密度について解説していたのだけど、その流れで「人がもし野生動物だったなら、30歳くらいが寿命である」という話をしていた。そしてさりげなくこう続けたのが面白かった。 「人はただ生物として生きるので…

 岩盤浴にて思うカタルシスと自己満足の不思議

隣の駅に新しくできた岩盤浴に行く。 ただ汗を流すために寝ている、ってちょっと不思議な気分なんだけど、最初の砂時計(時間を計って休憩をとるためのもの)が落ちきる頃には、すっかり気分より汗を流す気持ち良さになじんでいる。そしてこの、体がゆるんで…

 Wii欲しい!

すごく欲しい! というわけで画像を貼ってみます。実は、私のPCでは貼られた動画が見れません。なので動画の貼られたページを見て気になったら、実は、ソースからアドレス探してyoutubeに行って見ています。すみません。何かすごく間違ってる気がするし、き…

1日中雪かき仕事。年末進行の波が見えているのに、いろんなところが詰まってるので、なかなか近づかない。いやーな予感。 冬休みの日程も思ったより短くて残念。 → 今日はちょっと買い物したかったので、久々に、別ルートで帰宅(最寄り駅が複数ある)。す…

 品格と品性(昨日の続き)

トーハンの年間ベスト*1を見たら、一冊も読んでなかった私ですが、中でも「国家の品格」という本が、トーハン集計で1位になるほどまでに売れてる、というのには驚いた。勉強不足。 ただ、この「国家の品格」というタイトルは、どういう意味なんだろうっての…

 残るのは輪郭

高校の終わり頃、僕は心に思うことの半分しか口に出すまいと決心した。(略)僕は自分が思っていることの半分しか語ることのできない人間になっていることを発見した。「風の歌を聴け」/村上春樹 外側から定義される物語に、捕われまいと抵抗しているうちに…

 寄り道

朝「いつも元気ですね」と言われたのに、夕方には「なんか元気ないね」と言われた今日。ほんとうはどっちでもない。神保町で人に会い、その後、本屋ひやかしながら、秋葉原ってこっちかな、と思いつつぼんやり歩いてたら、たどり着いたのはお茶の水、いつの…