2006-01-01から1年間の記事一覧

 はてな夢日記/行ったことのない家、会ったことのない人

目が覚めて思い出したのは、その時見ていた夢でなくて、その前に見ていた夢だったんだけど、そういうとき、ほんとうにそのとき見ていたのはどっちなんだろう。■その時に見ていたと思うのは確か音楽に関する、歌を覚えるとかそういう夢。そんで、その前に見て…

 リッチストロベリーチョコレートがうまい

明治の板チョコ(ミルクチョコレート)シリーズのイチゴ味がおいしいです。すごくイチゴだ。ちょっとすっぱくて、さっぱり甘い。おいしい!!! イチゴのピューレでつくりましたって感じがする。イチゴ味好きなひとはぜひ。 → あとちょっと前にはてブで見か…

 記憶の補強

最近本棚の整理をしていたら、確かに読んだのに、結末を思い出せない本がけっこうあるなと思った。そういえば映画もだ。漫画は、そうでもない気がするけど、それはたぶん何度も読み返す漫画がほとんどだからで(手軽さのおかげもある)、一度しか読んでない…

 普通の日

「寒い」という青森からのメールで目が覚める。GWで雪が積もってるくらいだったから、今は相当寒いだろうね。でも東京も東京なりに寒くて、布団からでられない朝が続いてます。ひえきった床に裸足が張り付きそう。コーヒーをいれながら、新しいスリッパ買お…

 17歳の魂

「ガールズ・ブルー」を読み終えた後、久しぶりに日に焼けた「ダンス・ダンス・ダンス」を開いてみた。あの頃の私が、大いに影響を受けた本といえば、やっぱこれだったりする。同年代の物語ではなかったけれど、目に入ってきた一文は今も私の脳内にしっかり…

 ガールズ・ブルー

ガールズ・ブルー (文春文庫)作者: あさのあつこ出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/11メディア: 文庫 クリック: 19回この商品を含むブログ (81件) を見る自分と、他人の目を通した自分との間に現れる齟齬を、初めて意識したのはいつ頃だっただろうか。…

 空気が読めなかったのかもしれない

いい加減しつこいよー、と自分でも思うんだけど、「トゥモロー・ワールド」について、まだ考えている。私があの物語に違和感を感じた理由はある程度自覚できているつもりでいるのだけれど*1、それはもしかすると、「映画を楽しむ」ことにおいては、余計なこ…

 COLTEMONIKHA

COLTEMONIKHAアーティスト: COLTEMONIKHA,Kate Sakai,Yasutaka Nakata出版社/メーカー: contemode発売日: 2006/05/17メディア: CD購入: 2人 クリック: 44回この商品を含むブログ (143件) を見るcapsuleの中田ヤスタカさんの別ユニット。らしいです。歌ってる…

 新宿ぶらぶら節

お昼まで打ち合わせ、で、その後新宿へ行く。パプリカのチケットを買ってから、ぶらぶらと買い物。お金がなーと思っていたWiiは実はそんなに高くない(ソフト込みでも兄弟で割り勘ならば)ということに気付いてがぜん可及的すみやかに欲しくなったものの、や…

 パプリカ

監督:今敏 夢みたいなアニメだった。ぜひ多くの人に見てほしいです。とにかく楽しくて、圧倒されて、こんなすごいものが見れたことに嬉しくなった。 人の夢に潜ることができる「夢探偵」パプリカを主人公に描かれた筒井康隆さんの小説「パプリカ」をアニメ…

 もう師走

びっくりした。12月だって。どうりで忙しいわけですね。とはいっても、主に忙しいのは周りの人で、みなさん体の不調を訴えてる中、いちばん暇な新人のくせに今週ずっと風邪ひいてて申し訳なかった。 今週末は、パプリカ見ます。やっと! 他にも見たい映画が…

 父親たちの星条旗

監督:クリント・イーストウッド太平洋戦争末期、日米両軍にとって重要な拠点であった硫黄島を巡る戦いは、当初の予想を上回る長く、激しい戦いとなった。その「硫黄島の戦い」をモチーフに描かれる二部作のうち、米軍側の視点で描かれた第一部がこの「父親…

 会話ってむずかしいみたい

最近「俺が死んでも誰も悲しまない」というようなことをいうひとが身の回りに多い。そして私は、そういうのに、うまく返すことができないので困る。 今日のそれはわりと仲のよい友人だったので、悲しまれなくてもいいんじゃないの、と(わりと本音に近いこと…

 肝試し

自動販売機の取り出し口に手を入れるのがなんとなく恐い。 それがなぜなのか、今日やっとわかった。 小学生の頃にやった、肝試しだ。 修学旅行で、先生がお化け役だった。竹やぶの奥にある神社まで行って、行ってきた証拠に、賽銭箱の前においてあるくじ引き…

 大奥 2巻/よしながふみ

大奥 (第2巻) (JETS COMICS (4302))作者: よしながふみ出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2006/11/29メディア: コミック購入: 3人 クリック: 55回この商品を含むブログ (442件) を見る男女逆転大奥物語待望の第二巻。 1巻の中心は八代将軍吉宗の時代だったけ…

 河岸忘日抄/堀江敏幸

河岸忘日抄作者: 堀江敏幸出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/02/26メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 104回この商品を含むブログ (121件) を見る「河岸忘日抄」を読むのには、何日もかかった。そして、その間ずっと、楽しいような悲しいような気持ちが…

 食べる幸福

私にとっての幸福は、満ち足りる状態の、一歩手前にあるような気がする。もしくは、幸せだということに気付かない状態。 食事の準備が楽しい、食事中も楽しい、食べ終わってからもまだ楽しい気分は続いている、が、数時間もたてば忘れたり、もの足りなくなっ…

 Born In The U.K./Badly Drawn Boy

Born in the UKアーティスト: Badly Drawn Boy出版社/メーカー: EMI発売日: 2006/09/14メディア: CDこの商品を含むブログ (4件) を見る1stアルバムの個人的で濃密な空気は薄れたものの、そこに漂う親密さはかわらない。EMI移籍第一弾となる新作は、Badly Dr…

 ふらふらだ

完全に風邪ひいた。でも月曜は打ち合わせがあるので休めない。というわけで土日の予定は全部キャンセルして(岩盤浴とか…ぱぷりか初日とか…)ひたすた休んだ。DVDとか、ゲーム(C†C、PS版2週目終了間近、で、また泣いた/盛り上がってyoutubeで関連映像を見…

 「トゥモロー・ワールド」の終末観への違和感

映画『トゥモロー・ワールド』は、私の見聞きする中でもとても評判が良くて、その感想に共感するところも確かにある。曖昧な感想*1を書いたまま、でもなぁ、って、ずっともやもやしてた部分について、マトモ亭さんの感想がとてもうまく言い表してくれてた。 …

 BLACK LAGOON/広江礼威

やっと買えたー。BLACK LAGOON 6 (サンデーGXコミックス)作者: 広江礼威出版社/メーカー: 小学館発売日: 2006/11/17メディア: コミック購入: 6人 クリック: 89回この商品を含むブログ (286件) を見る今回はニセ札編とメイド編。表紙はロベルタ。ニセ札編はオ…

 ギリジン

ラーメンの人たちについて、最近モチベーションがなんか微妙なとこにあったのですが、久々の本公演のお知らせはほんとうれしいです。チケットとれるのかなーって、それ考えると落ち込むけど。 で、ギリジンという名前を、最近いろんなとこで見るなぁと思って…

 まだまだ足りない

それでも、たくさんの作品があるなかで、つい感情移入してしまうのは、何か欠けているところのある作品に多いような気がする。つい、と書くのは、基本的に感情移入する、ということにためらう気持ちがあるからで、またそれは作品の善し悪しや好悪とはまた別…

 ものを作る人/坂本さんについて

作品を作る人の中にも、いろんな人がいる。 自分と作品が一体になっている人、その人にしか見えないものを掘り出していくような人。感覚的/意識的という言葉のイメージに少し近い。さらに、そのスタンスとして、足りないものを埋めようとするやり方、不要な…

 はてな夢日記/眠り

眠い日は、現実と夢のマーブル模様に漂っている。眠るとき、ほぼ確実に夢を見ている(と記憶している)私は、眠りに落ちると意識しはじめた頃にはもう夢を見ていて、例えば今日の帰り道の電車の中では、電車の外の風景を想像し、暗闇の中に走る線路が宙に浮…

 Bill Frisell/Ghost Town

Ghost Townアーティスト: Bill Frisell出版社/メーカー: Nonesuch発売日: 2000/03/21メディア: CD クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見るジャズギタリスト、ビル・フリゼールがその長いキャリアを経て、はじめてリリースしたソロ・ギター・アルバ…

 DEATH NOTE the last name

見ました。面白かった!!前編が個人的にはあんまり(id:ichinics:20060623:p2)だったので、どうしようかなぁと思ってたんだけど、kaienさんの「いいから見ておけ」という一言に背中を押されて見に行きました。ありがとうございます。 はっきりいうが、この…

 生活感がない

あのね、僕はね、 ちょっと音楽に関係ないんですけど、 ジャージをはいてる人が嫌いなんです。 http://www.1101.com/kyoju/03.html ジャージをはいてる人、一人で食事をする人、お客にアルバムを見せる人、それらの行為は、境がわかってない、生活を露出させ…

 群青学舎 1巻/入江亜季

群青学舎 一巻 (ビームコミックス)作者: 入江亜季出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2006/08/31メディア: コミック購入: 12人 クリック: 137回この商品を含むブログ (233件) を見る「コダマの谷」*1も良かったけど、この本は1話めからうっとりして…

 シークエンス

場内が明るくなると、立ち上がった人々はそれぞれに手近な扉へ向かい、また同じエレベーターの前に集まり、乗り合わせて沈黙し、その扉が開いた瞬間に流れ込む笑い声に、数人が顔をそむけ、また数人は足早に町へと消える。私は最後、笑い声と入れ違いにエレ…