見た

 「009 RE:CYBORG」

監督:神山健治 公開翌日に見に行ってきました。 神山監督の新作ということですごく楽しみにしていたし、面白かったんだけど、正直なところちょっと良く分からないところもありました。 この作品は、009シリーズ「天使編(未完)」とその構想を改め描き直し…

 アンドロイド演劇「三人姉妹」

大阪大学 石黒浩教授のアンドロイド「ジェミノイドF」が登場する、平田オリザ作・演出/青年団「アンドロイド版三人姉妹」を見に行ってきました。 ジェミノイドFは以前デパートでの展示を見たことがあって、そのときの感覚が忘れられず、ぜひまた見たいと思…

 ロック・オブ・エイジズ

監督:アダム・シャンクマン 歌手になることを夢見てハリウッドへでてきた少女とライブハウスで働く青年の恋とすれ違いに、トム・クルーズ演じるロックスターの再生が交差する、というとてもシンプルな物語です。 2005年初演のミュージカルの映画化とのこと…

 「この空の花―長岡花火物語」

とにかく映画館で見ておいた方がいいらしい、と耳にしたタイミングがちょっと遅く、上映館が点々とする中、やっと見に行くことができました。すごかった。見て良かったです。 大林宣彦監督の映画はほとんど見たことがなくて、「転校生」「時をかける少女」「…

 鍵泥棒のメソッド

楽しかった! 内田けんじ監督の作品は「WEEKEND BLUES」と「運命じゃない人」しか見ていないのですが、それでも丁寧な筋立てとテンポのよさ、物語が展開していってあっと驚いてしまうようなところにたどり着く感じは、やっぱり内田けんじ監督の作品だなって…

 最強のふたり

先週、仕事帰りに見に行きました。 事故で首から下が麻痺してしまい不自由な生活を送っている大富豪フィリップが、自分の介護人募集の面接に訪れた不躾な青年ドリスを気に入って採用し、彼らが相棒になっていくという実話をもとにした物語。 とにかく率直な…

 アベンジャーズ

アメリカにおけるスーパーヒーロー大戦みたいなものだよね、というざっくりした事前情報しかない状態で見に行きました。 それでも話についていけたのですが、この人はメインキャラクターなのかどうか…っていうのがしばらくわからなかったりしたので、せめて…

 「苦役列車」の彼ら

監督:山下敦弘 遅くなってしまったけど見に行ってきました。 しんどかったけど、見てよかった映画。以下ネタばれですが登場人物について思ったことを書きます。原作は未読。 貫多(森山未來) 楽しそうな人には冷や水をかけるくせに、自分が見下されたと感…

 「桐島、部活やめるってよ」(ネタばれあり)

監督:吉田大八 とても良かったです。ただ、これから見に行く方には、できれば前情報も公式サイトも予告編も見ないで見に行くことをおすすめしたいです。 「桐島、部活やめるってよ」は、「桐島」という、ある高校のヒーロー的な学生が部活を辞めたという噂…

 サニー 永遠の仲間たち

見に行くのがだいぶ遅くなってしまったけど、すごくよかったです。見に行ってほんとによかった。 偶然再会した余命2か月の友人の願いを叶えるために、主人公がかつての友人たちを集めようとする過程を、過去の映像と現在の様子を行き来しながら描いた物語。 …

 メリダとおそろしの森

twitterでみかける感想を読んで気になって見にいきました。とてもいい作品でした。 それと同時に、ピクサーがこれを作るということを、少し意外に感じたりもしました。というのは、「メリダとおそろしの森」は、これまでのピクサー作品の「子どもを向いて作…

 ダークナイト・ライジング

監督:クリストファー・ノーランとっても面白かったです。 自分はバットマン関連の映画ってクリストファー・ノーラン監督のものしか見てないし、原作も名前しか知らないので、どの程度原作に忠実なのかとか全くわからないのですが、それはさておきとても面白…

 おおかみこどもの雨と雪

細田守監督の新作、ということでずっと楽しみにしていて初日に行ってきました。とってもよかったです。 「おおかみこどもの雨と雪」は、おおかみおとこと人間の女性との間に生まれた、2人の子ども(姉の雪と弟の雨)の成長を娘である雪の回想という形で描い…

 「アメイジング・スパイダーマン」

「(500)日のサマー」のマーク・ウェブによる新しいスパイダーマンシリーズ、とのことで、わりと楽しみに見に行ったのだけど、マーク・ウェブらしさ(といっても「(500)日のサマー」しか見たことないけど)というものはあまり感じられなかったように思う…

 少年と自転車

監督:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ ダルデンヌ兄弟の新作。うっかりしてて遅くなってしまいましたが、ぎりぎり見に行くことができました。 ダルデンヌ兄弟といえば、手持ちカメラで主人公の背中をひたすら追うような撮り方が印象的な作品が多い…

 ミッドナイト・イン・パリ

監督:ウッディ・アレン パリへ婚前旅行に来た主人公のギルが、真夜中に1920年代へタイムスリップして…というお話。 脚本家として成功しつつ、小説を書いているギルは、パリとそこから生まれた芸術家たちに憧れを抱いていて、しかし婚約者のイネズはそういっ…

 ももへの手紙

監督:沖浦啓之 ゴールデンウィークに見に行ってきました。連休らしく、開場を待つ人々の中には子どもが多くてなんだかちょっと嬉しかった。 → 「人狼JIN-ROH」の沖浦啓之監督の作品ということで楽しみにしつつも、妖怪のキャラクターデザインがちょっと苦手…

 SHAME

監督:スティーヴ・マックィーン いい映画だったと思います。映像もとても好みだった。 ただ、冒頭で完全に勘違いをしてしまったことがあり(ネタバレにはならないと思うので最後に書いときます)、それが原因で私のこの映画に対する印象はかなりずれている…

 ドライヴ

監督:ニコラス・ウィンディング・レフン 最近大好きなライアン・ゴズリング目当てで見に行ったのですが大変面白かったです。 「面白かった」でいいのかな…? という気もしないではないのですが、のめり込んで見たし、確実に今後も好きな映画であると思う。 …

 アーティスト

監督:ミシェル・アザナヴィシウス サイレントからトーキー映画へと移り変わる時代の流れの中で描かれる、サイレント映画のトップスターと、駆け出しの新人女優の物語。 サイレント映画のスタイルで描かれているため、冒頭は眠気との戦いでしたが物語が動き…

 永遠の僕たち

監督:ガス・ヴァン・サント 葬式巡りをしていた男の子が、ある葬式で出会った女の子と仲良くなる話。その女の子は実は重い病気なんですけども、主人公と彼女の「世界」に対する距離感には共通した部分があり、自然と気持ちも近づいていく。このへんはね、ち…

 「DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る」

先日、TBS RADIO「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」内のコーナー、シネマハスラーでの「DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on少女たちは傷つきながら、夢を見る」の感想を聴きました。これがねーむちゃくちゃ面白かったです。 TBS RADIO …

 「チェイサー」「君に読む物語」「ラースと、その彼女」

DVDで見たものの感想を全然書いてなかったのでメモ 「チェイサー」 チェイサー ディレクターズ・エディション【初回限定生産2枚組】 [DVD]出版社/メーカー: 角川エンタテインメント発売日: 2009/10/02メディア: DVD購入: 2人 クリック: 73回この商品を含むブ…

 「J・エドガー」

監督:クリント・イーストウッド FBI初代長官を務めたジョン・エドガー・フーバーの物語、という前知識だけで見に行ったのでいろいろ驚きながら見ることができて得したような気もしますが、それにつられてちょっと映画の全体像から気持ちがそれてしまったか…

 ドラゴン・タトゥーの女

監督:デヴィッド・フィンチャー 原作:スティーグ・ラーソン 映画公開前に原作を読み、とても気に入ったので風邪気味にもかかわらず公開日に見に行ってしまいました。面白かった。見終わってから158分もあったというのを知ったのですが、全然長いと感じなか…

 映画「ヒミズ」と漫画「ヒミズ」

映画「ヒミズ」を見てきた。原作は、「好き」という訳ではないけれど思い入れのある漫画なので、映画も公開されたら映画館で見ようと決めていた。結局、見に行く気分になるまでにちょっと時間がかかったけれど、見てよかったと思うし、自分が「ヒミズ」を読…

 「50/50(フィフティ・フィフティ)」

監督:ジョナサン・レヴィン昨年末に見ました。 ある日突然、「がん」であることを宣告された主人公が、病気をきっかけに身の回りの人々との関係を捉え直すというお話。 闘病生活をコミカルに描くこと自体はいいなと思うのですが、なんかどうも、キャラクタ…

 「映画けいおん!」

うっすら評判をうかがっていてかなり期待して見に行ったにもかかわらず、期待以上に面白かった…! すごい、キラキラしてました…。まぶしくて、目が潰れそうです。 最初、映画をやるって聞いたときは、正直なところ、これ以上何をやるんだろうと思ったりもし…

 ラブ・アゲイン

監督:グレン・フィカーラ/ジョン・レクア離婚の危機を迎えた夫婦と、彼らを取り巻く人々の群像劇。おもしろかった! 映画館でこんなに笑ったの久しぶりかもしれない(というのは劇場が満員でほかの人も笑ってたって雰囲気もあるのだけど)。ほんとに楽しく…

 コンテイジョン

監督:スティーヴン・ソダーバーグ 原因不明の感染症が世界中に広がっていく過程を様々な立場の視点から描いた物語。 被害者の夫、医師、感染症の研究者など、それぞれの視点が切実で、とても冷静な映画だなと思いました。感染パニック映画にするなら煽る方…