2012-01-01から1年間の記事一覧

 「009 RE:CYBORG」

監督:神山健治 公開翌日に見に行ってきました。 神山監督の新作ということですごく楽しみにしていたし、面白かったんだけど、正直なところちょっと良く分からないところもありました。 この作品は、009シリーズ「天使編(未完)」とその構想を改め描き直し…

 電子書籍前夜

これまで電子書籍にはあまり興味をひかれないできたのだけど、kindle日本版が発売されるというニュースを見て、あっさり欲しい!と思った1番の理由は、自分がネット経由で買いものをするのはほとんどAmazonということもあって、なんかこう、ハードルが低か…

 「ゴーグル」/豊田徹也

ゴーグル (KCデラックス アフタヌーン)作者: 豊田徹也出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/10/23メディア: コミック購入: 10人 クリック: 89回この商品を含むブログ (27件) を見る読んでる間、漫画ってほんとに楽しいな…ってしみじみするような贅沢な時間を…

 アンドロイド演劇「三人姉妹」

大阪大学 石黒浩教授のアンドロイド「ジェミノイドF」が登場する、平田オリザ作・演出/青年団「アンドロイド版三人姉妹」を見に行ってきました。 ジェミノイドFは以前デパートでの展示を見たことがあって、そのときの感覚が忘れられず、ぜひまた見たいと思…

 竜のかわいい七つの子/九井諒子

九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子 (ビームコミックス)作者: 九井諒子出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2012/10/15メディア: コミック購入: 4人 クリック: 253回この商品を含むブログ (76件) を見るとっても楽しかった! 前作もすごく気に入った…

 緩衝材

最近立て続けに学生時代の友人と会ったらFBの話題が多くて驚いた。誰かが結婚したとか離婚したとか子どもが生まれたとか有名になったとか無職らしいとか、割と深刻な話まで。顔も思い出せないくらい会ってなくても伝わってくるってすごいな、ってたぶんmixi…

 「女の子の食卓」/「ミシンとナイフ」

志村志保子さんのことは本屋さんで偶然手にとった「女の子の食卓」で知りました。 1巻を読んだ時の感想を読み返してみると、ヤングアダルト小説に雰囲気が近い、とか書いてあって、そう書いたことをすっかり忘れていた私は、あー確かにとか思ったりする。そ…

 「ちづかマップ」1巻/衿沢世衣子

ちづかマップ 1 (フラワーコミックス〔スペシャル〕)作者: 衿沢世衣子出版社/メーカー: 小学館発売日: 2012/08/09メディア: コミック購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (9件) を見る講談社から出ていた「ちづかマップ」(http://d.hatena.ne.jp/i…

 ロック・オブ・エイジズ

監督:アダム・シャンクマン 歌手になることを夢見てハリウッドへでてきた少女とライブハウスで働く青年の恋とすれ違いに、トム・クルーズ演じるロックスターの再生が交差する、というとてもシンプルな物語です。 2005年初演のミュージカルの映画化とのこと…

 「ぼくらのへんたい」1巻/ふみふみこ

ぼくらのへんたい(1) (リュウコミックス)作者: ふみふみこ出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2012/08/10メディア: コミック購入: 5人 クリック: 83回この商品を含むブログ (26件) を見る男の娘コミュニケーションサイトで出会った3人の男の娘のオフ会からは…

 〈小市民〉シリーズ春夏秋/米澤穂信

春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)作者: 米澤穂信出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2004/12/18メディア: 文庫購入: 16人 クリック: 414回この商品を含むブログ (662件) を見るアニメ版の『氷菓』がとても面白かったという話をしていたらおすすめし…

 北海道旅行その4

間があいてしまいましたが最終日! まずは朝の散歩に北海道大学へ。北海道大学は祖父が卒業した大学で、学生の頃の写真(白黒)をたくさん見せてもらっていたこともあり、いつか行ってみたいと思っていたのでした。 おじいちゃんが使ってた当時の定期券。 行…

 「ここは退屈迎えにきて」/山内マリコ

ここは退屈迎えに来て作者: 山内マリコ出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2012/08/24メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 100回この商品を含むブログ (68件) を見る“女の子”が主人公の、少しずつ繋がった連作短編集。どの話も、自分の身近にいる誰かや友だち…

 「この空の花―長岡花火物語」

とにかく映画館で見ておいた方がいいらしい、と耳にしたタイミングがちょっと遅く、上映館が点々とする中、やっと見に行くことができました。すごかった。見て良かったです。 大林宣彦監督の映画はほとんど見たことがなくて、「転校生」「時をかける少女」「…

 鍵泥棒のメソッド

楽しかった! 内田けんじ監督の作品は「WEEKEND BLUES」と「運命じゃない人」しか見ていないのですが、それでも丁寧な筋立てとテンポのよさ、物語が展開していってあっと驚いてしまうようなところにたどり着く感じは、やっぱり内田けんじ監督の作品だなって…

 北海道旅行その3/小樽

余市から再び小樽に戻り、まずは北海道といえば! の六花亭へ。子どもの頃、父親からおみやげで六花亭の「ふきのとう」の絵がかいてある板チョコをもらったことがあります。おいしくて父親の部屋に忍び込んで追加で1枚食べたこともあった気がします。そうい…

 最強のふたり

先週、仕事帰りに見に行きました。 事故で首から下が麻痺してしまい不自由な生活を送っている大富豪フィリップが、自分の介護人募集の面接に訪れた不躾な青年ドリスを気に入って採用し、彼らが相棒になっていくという実話をもとにした物語。 とにかく率直な…

 「台風の日」「森山中教習所」/真造圭伍

台風の日―真造圭伍短編集 (ビッグコミックス)作者: 真造圭伍出版社/メーカー: 小学館発売日: 2012/07/30メディア: コミック購入: 1人 クリック: 19回この商品を含むブログ (16件) を見る「台風の日」は2008年〜2012年までの作品が収録されている短編集。その…

 最近読んだ漫画

溜まってしまったので感想メモ。 「千年万年りんごの子」1巻/田中相 田中相さんについては、前作が出た際にも書いたのですが(http://d.hatena.ne.jp/ichinics/20110714/p1)コミティアで見たときからすごく絵の好きな人だなと思っています。今回は初めて…

 北海道旅行その2/余市

北海道旅行2日めは、1日めの夜に八百屋さんで「折れちゃったから」っておまけでもらったトウモロコシで朝ごはん。生でも食べられるらしいピュアホワイトという品種で、すっきりあまくてとてもおいしかった。腹ごしらえ後、まずは余市へ。 札幌から小樽へ向か…

 北海道旅行その1/札幌

秋の連休で札幌小樽に行ってきました。 今回はきっかけがあってかなり前から行くことを決めていたものの、当初目的にしようと思っていたカルビーの工場見学は平日のみということで、今回は見送り。友だちにおすすめのお店などを聞いて主に飲み食いすることを…

 秋の厚切り/山芳製菓 厚さ2.0倍 じゃがいもチップス うすしお味がおいしい!

先日友達にファミマに売ってるよ!と教えてもらっていそいそと購入してきたヤマヨシの新作「厚さ2.0倍 じゃがいもチップス うすしお味」が完全においしいので急いで報告します! これまでにも何度かこの日記で、セブンイレブンの小さなお菓子屋さんシリーズ…

 すとーりーず/ZAZEN BOYS

思えば2005年から2008年まで、日記に書いてるだけでも20本以上のライブに通っていたにもかかわらず、ぱったりとライブに行かなくなってしまったのは2006年4月のAXで戯れに弾いてみたと思われるヴァン・ヘイレンの「JUMP」が告げたZAZEN BOYS キーボード時代…

 AKB48@東京ドーム/アイドルという物語

8月の25日と26日、AKB48の東京ドームライブに行ってきました。 AKB48は、オフィシャルブログのタイトルが「TOKYO DOMEまでの軌跡」であったように*1、東京ドームでのライブ(およびその翌日に“いつもどおり”AKB劇場で公演するということ)を7年間目標として…

 アベンジャーズ

アメリカにおけるスーパーヒーロー大戦みたいなものだよね、というざっくりした事前情報しかない状態で見に行きました。 それでも話についていけたのですが、この人はメインキャラクターなのかどうか…っていうのがしばらくわからなかったりしたので、せめて…

 「そして夜は甦る」/原寮

そして夜は甦る (ハヤカワ文庫 JA (501))作者: 原りょう出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1995/04メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 31回この商品を含むブログ (66件) を見るおすすめしていただいて読みました。 原寮さんの小説は「私が殺した少女」を読ん…

 「ひばりの朝」「裸で外には出られない」/ヤマシタトモコ

「ひばりの朝」1巻 ひばりの朝 1 (Feelコミックス)作者: ヤマシタトモコ出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2012/08/08メディア: コミック購入: 11人 クリック: 74回この商品を含むブログ (39件) を見る「日波里」という名の中学2年生の女の子を取り巻く人々を…

 日記の日記

アンテナを見ていたら、また読みたいと思ってる人の日記が、再開して1日で終わっている事を知って残念に思った。その理由のひとつは、広告が出るようになっていたことのようなのだけど、それじゃあ自分は広告についてどう思うか、というと、やっぱり無い方…

 「ブルックリン・フォリーズ」/ポール・オースター

ひとりで余生を過ごそうとブルックリンに越してきた主人公、ネイサンと彼が偶然に再会した甥のトム、そして彼らを取り巻く人々の物語。 登場人物の過去と現在の“愚行”を散りばめながら、ネイサンの目を通した日々が細かに語られていく様子は、インターネット…

 「苦役列車」の彼ら

監督:山下敦弘 遅くなってしまったけど見に行ってきました。 しんどかったけど、見てよかった映画。以下ネタばれですが登場人物について思ったことを書きます。原作は未読。 貫多(森山未來) 楽しそうな人には冷や水をかけるくせに、自分が見下されたと感…