2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

 THE TOWN AND THE CITY/LOS LOBOS

ラテン・ポップスのベテランバンド、ロス・ロボス13枚目のアルバム。メキシカントラッドからロック、カントリー、フォーク、ブルースと様々な音楽ジャンルを混ぜ込んだ無国籍な音ながらも、ちゃんと土の匂いがする。 あの「ラ・バンバ」の、といってももう通…

 たまに聞くといい

ブラック・コンテンポラリーっていうのかな、近年のR&Bとかソウルとかって普段全く聞かないんですが、CD店で働いてた頃、そういうのが好きな男の子がよくかけてて、気に入ってた曲をやっと思い出した。トニ・ブラクストンの姉妹三人のBRAXTONS「slow flow」…

 勝手に広告展』ggg で開催!

art

雑誌『relax』『Casa BRUTUS』誌上に掲載してきた「勝手に広告」 を、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)で、展示します。 展示期間:10月5日(木)〜 10月28日(土) 開館時間:11:00 〜 19:00(土曜 18:00 ) 休館日:日曜・祝祭日 / 入館無…

 食欲

近頃、食欲が旺盛だ。 量を食べる、というよりは、おいしいもの食べるためならちょっとくらい努力してもいいかって気分。今日は、手羽先のみぞれ煮を作ったのだけど、いつもなら面倒がってやらない大根おろしも苦にならなかった。横着者なのに。ショウガいれ…

 鉄分の客

通勤経路にファンケルの店があるので毎日鉄分ドリンクを買って広場みたいなとこでぼーっとするのがここんとこの日課になってる。どちらかというと「ぼーっと」のほうがメインなんだけど、鉄分不足は健康診断のたびに厄介な再検査になるので、これで改善でき…

 のだめカンタービレ

TV

見てみた。かなり原作に忠実な感じで、好感もてるドラマだった。千秋はもうちょっと幼い感じのイメージだったけど、まああってるし、上野さんはピアノ弾く姿がいいなーと思った。お誂え向けなかんじ。エンディングのカーシュイン(だっけ?)も楽しい。次回…

 ワルシャワ/カポーティ

映画の公開にあわせて文庫化されたらしい、カポーティの「詩神の声聞こゆ」と「ローカル・カラー/観察記録」を読んでいる。二冊とも「犬が吠える」というサブタイトルがついていて、これはカポーティがアンドレ・ジッドに教えてもらった言葉なんだそうです…

 Live A Little/Pernice brothers

Live a Littleアーティスト: Pernice Brothers出版社/メーカー: Ashmont Records発売日: 2006/10/03メディア: CDこの商品を含むブログ (4件) を見るジョーとボブのパーニス兄弟を中心としたPernice brothersのニューアルバム。今回はthe Scud Mountain Boys…

 お買い物

給料日でもないのに買い物をしまくる。 主に仕事用の、ということで、カフェオレ牛乳多めみたいな色のカーディガンと、黒プリーツの巻きスカートと、私服用にzuccaのボーダートップスやら、なんて具合にお財布がゆるゆる。靴も買おうかと思ったけどそれは次…

 パーマネント野ばら/西原理恵子

パーマネント野ばら作者: 西原理恵子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/09/28メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 38回この商品を含むブログ (133件) を見る周りで評判良かったので、久々にサイバラさんの漫画を読んでみた。 小さな村にひとつのパーマ屋…

 「自我」とか「主体」って何なのか

「世界をよくする現代思想」を読んでいて、もっとも気になった部分は「超越確実性言明」についての箇所だった。振り返って前に読んだ「<私>のための現代思想」の感想*1を読んでみたら、結局同じところでひっかかっていた。 ヴィトゲンシュタインは「自我の…

 The Outsider/DJ Shadow

Outsiderアーティスト: DJ Shadow出版社/メーカー: Umvd Labels発売日: 2006/09/19メディア: CDこの商品を含むブログ (19件) を見るDJ Shadow待望の3rd。今回は「メジャー・レーベルらしい作品」を目指したらしいんですが、それを目指してしまうところが、…

 金曜日

金曜日のうれしさを、ありがたみを、すばらしさを、久々に思い出した。 終業30分前くらいから、にやにやしてしまう。明日は早起きしなくていいんだって。 → 仕事の後は、朝から決めてたとおり、映画を見に渋谷へ。 いわゆるギャルな子がDSやっててのぞいたら…

 世界をよくする現代思想/高田明典

つまり「現代思想」も「(現代思想以前の)哲学」も、「ものの考え方の筋道」を考えるという点では同じですが、「その目的によって、何が正しい筋道であるかは異なる」と考えるのが「現代思想」の特徴です。p30 として、現代思想がどのようなもので、どのよ…

 サムサッカー

監督:マイク・ミルズ マイク・ミルズの長編初監督作品。自分は主に音楽周辺で目にしてきた、彼のデザインワークなどから想像してたものとはちょっと違って、静かな佳作という印象だった。 親指をしゃぶる癖をやめられない主人公が、いろいろ悩みつつ、いろ…

 初心忘れないように

朝起きるのが想像以上に辛い。一日が短い。そして長い。眠い! 環境とか生活パターンとかに慣れるまでの数カ月は気が重いと思うのだけど、それでも上司やら同僚やら、いい人なんじゃないかとは思う。雰囲気も悪くないし。隣の席のおじいさんがめっちゃ美声な…

 働きマン/安野モヨコ

働きマン(3) (モーニング KC)作者: 安野モヨコ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/10/06メディア: コミック購入: 2人 クリック: 26回この商品を含むブログ (381件) を見るアンテナから読ませていただいてるダイアリ(コチラ)で「モチベーションをあげるの…

 スノウブラインド/すぎむらしんいち

「ALL NUDE」+2編の新版。「ALL NUDE」は大好きな短編集で、構成も最高だと思っていたので、+2編(カラーページもなくなってる)ってと思ってたんだけども、読んでみたらやっぱよかった。ちゃんと「少女カメラ」がラストだし「ALL NUDE」がつながって収…

 ひとかげ/よしもとばなな

ひとかげ作者: よしもとばなな出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2006/09メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (61件) を見る作者自身によるリメイク、ということをしらないで買った。吉本がひらがなになったのも知らなかった。でも「とかげ」…

 朝霧JAM ふつかめ

起床 晴天。起き抜けの牛乳で富士山に乾杯。テント周辺で友達とだらだらしゃべりながら、ラジオ体操して、太陽のあったかさにびっくりして、太鼓聞いて。 乾杯 クリス・ピアス ムーンで二日目最初のビール片手に見る。よかった。サーフロックっぽい曲から、R…

 朝霧JAM 2006 1にちめ

前日の雨が嘘のように晴れた。いい天気に気分も盛り上がる。 友人四人と車で出発したのが朝の8時くらい。 東京を出て二時間。渋滞にはまって抜けられず、ナビの「そろそろ休憩してはどうですか?」なんてのんきな声に苦笑しながらのろのろと進む。 結局会場…

 朝霧行ってきます

今日の東京はさんざんな天気だったけど、明日は晴れそうでほっとしてます。 地面が乾いていますように(テントはるから) 寝袋やらなにやら準備してたらもうこんな時間だ! → 今日は「世界をよくする現代思想入門」を読み終わりました。感想は帰ってからあら…

 美しさ、の続き

「大きな物語への不信」は、一時的な現象であると考えることも可能ですし、結局のところ「知性・理性」によって「理想的な社会を構築するしかない」というところに立ち戻る可能性は皆無ではありません。しかしその場合は「人間の知性や理性が。十分に信頼に…

 バンド対決

どこかの集会所。Rがバンドで演奏している最中に「じゃあこいつらのバンドにも演奏してもらおうよ」と司会をしていた男性がいい、セッティングがすすめられる。Rが歌っているのは60年代風のポップスで、衣装も曲調もかわいいのだけど、男性陣には受けが悪い…

 美しさ

安倍首相が訴える「美しい国」という言葉を聞くたびに、違和感がある。 「美しい」という言葉は「良いもの」を指す言葉として使われているのだろうけれど、「(国を)良くする」にあたって、「美しさ」は、重要なことなのだろうか。 → 何を「美しい」と思う…

 ブログ

知り合いが「ブログやりたい」というので、とりあえず、エキサイトだとここ見てます、とか、ココログだとここが人気なので、参考にしたらどうですか、とか言ってたら「じゃあなんでそこが人気だってはかれるのか」って聞かれて、トラバとかアンテナとかブク…

 雑然と宗教について

「極東ブログ:ペンシルバニア州アーミッシュ学校襲撃雑感」にて、ペンシルバニア州にあるアーミッシュの学校に銃を持った男が侵入し、少女三人が殺害され、犯人の男が自殺したという事件を知った。日本での報道は見ていないけれど、つい先日、アメリカの人…

 カポーティ

監督:ベネット・ミラー 小説家としても認められ、社交界でも派手な話題を振りまいていた頃のトルーマン・カポーティが、カンザス州でおこった一家惨殺事件に興味を持ち、ノンフィクション・ノヴェルという新たなジャンルを切り開くことになる『冷血』を書き…

 中華三昧

今日は行ってみたかった飲茶屋さん*1へつれていってもらった。またしても「愛がなくても〜」で紹介されていた店、らしい。いい加減に「愛がなくても〜」を読まなきゃなぁと思います。 食べ放題のお店なんだけど、全部が小皿で出てくるので少人数でもいろいろ…

 「La Quinta Camera〜5番目の部屋〜」/オノ・ナツメ

「リストランテ・パラディーソ」の感想(id:ichinics:20060607:p2)書いたときにkissheeさんに教えていただいたのですが、絶版になっていて…というのをやっと買いました。一緒に本屋さんいった友達の「イタリア留学したくなるよー」と言う一言でも勢いづけら…